日本モレックス、極性キーと色の組み合わせによって 誤嵌合防止と作業性向上に寄与する 「CP-6.5 電線対基板用コネクター」を発表

CP-6.5 電線対基板用コネクター

2015年6月15日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、極性キーと豊富な色揃えによって、組み立て作業の効率向上に寄与する「CP-6.5 電線対基板用コネクター」を発表した。

モレックスのCP-6.5は2極で6.50mmピッチの電線対基板用コネクターであり、垂直PCBヘッダー(151048)、リセプタクルハウジング(151049)、クリンプターミナル(50597/50598)とリテーナー(51143)から構成されている。本コネクターは基本6色(白、橙、赤、青、黄、黒)およびカスタム6色(茶、緑、グレー、ミント、紫、ピンク)がラインアップされ、これらすべてに極性キーが備えられている。

CP-6.5 電線対基板用コネクターは、極性キーと色分けされたハウジングによって嵌合時の正しい組み合わせが容易に判別可能な上、誤嵌合を防止できることから作業性の向上に貢献する。本コネクターは、同色のリセプタクルと基板ヘッダーを組み合わせた場合にのみ極性キーが合致し嵌合可能となり、異なる色を組み合わせた場合には嵌合できない仕組みが採られている。

CP-6.5 電線対基板用コネクターの主な特徴

  • 多彩な色展開のハウジングによって、取付時や修理時にコネクターの正しい組み合わせを迅速に識別可能
  • ハウジングリブに極性キーを搭載することで、断線などの原因となる誤嵌合を防止
  • ハウジングに搭載されたポジティブロック機能によって、嵌合状態をクリック音で確認可能
  • キンク構造のテールによってヘッダーの浮き上がりを防止し、リフロー時におけるヘッダーと基板との適正な仮実装状態を維持
  • PCBヘッダーのドレインホールを無くし、ポッティングに対応
  • PCBヘッダーは260°Cのウェーブ半田工程に対応し、高温での実装環境に最適

本コネクターは、洗濯機、温水器、空調やエアコンといった家電用途に加え、産業制御、HVAC、コピー機、自動販売機や各種セキュリティシステムなどの産業およびFA機器用途に最適である。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.molex.com/link/cp65.html をご覧下さい。