Songwon Industrial Group、2016年第2四半期の決算を発表

  • 第2四半期の総売上:1,790億7,100万KRW
  • 売上総利益:479億8,800万KRW
  • 売上総利益率:26.8%
  • EBITDA:20.0%に増加

 ウルサン・韓国 – 2016812Songwon Industrial Group(www.songwon.com)は本日、第2四半期の決算を発表しました。同グループは1,790億7,100万KRWの売上を達成し、売上総利益率は前年同期比(2015年第2四半期比)で6.7%増の26.8%となりました。上期連結売上は3621億4500万KRWとなり、総利益は前年同期比(2015年上期比)76.8%増の991億7300万KRWとなりました。

単位は百万KRW 2四半期 6月までの累計
2016 2015 ∆% 2016 2015 ∆%
売上 179,071 157,009 14.1% 362,145 314,054 15.3%
総利益 47,988 31,583 51.9% 99,173 56,089 76.8%
売上総利益率 26.8% 20.1%   27.4% 17.9%  
営業利益 23,785 10,802 120.2% 50,376 15,905 216.7%
EBITDA 35,736 25,993 37.5% 69,377 36,849 88.3%
EBIT 26,980 17,295 56.0% 51,837 19,610 164.3%
EBIT (%) 15.1% 11.0%   14.3% 6.2%  
当期純利益 15,592 2,843 448.4% 27,793 5,911 370.2%

2016年上期、Songwonの事業は見通しに沿った結果を達成し、販売数は2桁成長となりました。概して安定した価格とウォン安が相まって、収益の堅調な成長が見られました。Songwonは、現在の好調な市場の需要が続くと見込んでいます。

グローバルで、いくつかの重要な契約の交渉に成功し、Songwonは、概して現在の価格水準を維持することができました。競争環境を読み取ることが難しいのは明らかですが、2016年上期Songwonは、販売量をさらに増加させるのではなく、満足のいく収益率を達成することに重点的に取り組みました。

当期、中国の景気後退により、依然として低迷しているヨーロッパ経済の回復にマイナスの影響が及び、結果としてアジアの他の市場の経済発展にもマイナスの影響が及びました。アジアとアメリカでは、価格に対する圧力があり、依然として全体的に競争が激化しました。しかしながら、Songwonは、禁輸が解除されたイランからの追加事業を期待しています。

当期、原料価格が歴史的に低い価格で維持されていたものの、Songwonは今後数ヶ月での原料価格の上昇を見込んでいます。ただし、Songwonは原料価格の変動と同時に販売価格への反映は難しいことを認識しています。

2016年第2四半期中、アブダビの新工場を含め、Songwonすべての製造工場は中断することなく高い稼働率で安定した業績をあげました。中国青島市でのSongwonの合併会社のOPS(ワンパックシステム)工場の建設も計画通り進められています。安定した生産と原料価格の低下から、2016年上期、EBITDAは19.2%増、EBIT(%)は14.3%増となりました。

6月に行われた国民投票によりイギリスのEU離脱が決定し、深刻な経済不安がもたらされました。金融市場における変動が増大し、短期間でユーロ圏における信頼感指数が悪化する可能性があり、現時点で下期の成長見通しは低くなることが見込まれます。慎重に前向きな姿勢を取りつつ、SongwonはイギリスのEU離脱の影響に注意深く監視していきます。一方、経営陣はSongwonは将来的に安定していると考えており、持続可能な成長と収益性向上を実現するための基盤をさらに強化するためのSongwoの戦略に沿って、引き続き取り組みを実施する予定です。