ソンウォン、Chinaplas 2013に出展 さらに拡がった製品ラインナップを紹介

中国でチオエステル酸化防止剤を製造するSongwon Baifu Chemical社は、一貫生産体制によって年産8,000トンのチオエステル酸化防止剤を製造しており、この製造能力は世界トップレベルである。(写真提供:松原産業)

中国でチオエステル酸化防止剤を製造するSongwon Baifu Chemical社は、一貫生産体制によって年産8,000トンのチオエステル酸化防止剤を製造しており、この製造能力は世界トップレベルである。(写真提供:松原産業)

ウルサン・韓国  2013年4月25日 – 世界第2位のポリマー添加剤メーカーで、世界のプラスチック産業に各種添加剤や化学品を供給するSongwon Industrial Group(松原産業株式会社・本社:韓国ウルサン市、以下Songwon、www.songwon.com)は、来たる2013年5月20〜23日に中国・広州の広州国際会議展覧中心(琶州展覧館)で開催されるChinaplas 2013(ホール 10.2、ブース番号 A51)に出展する。

先日、順調な2012年度決算を発表したSongwonは、これまでの幅広い製品群に新しく2種の添加剤製品を加えると共に、OPS(ワンパック・システム)生産能力の大幅拡大を通して、引き続き世界市場におけるプレゼンス強化に取り組んでいく。

Songwonは、世界の主要ポリマー生産地域において急速に多くの顧客からパートナーとしての支持を受けており、既に中国でも添加剤を生産している。2012年7月1日には、中国における硫黄系酸化防止剤の製造販売会社であるTangshan Baifu Chemical社(唐山百孚加工有限公司、本社:中国河北省唐山市)との合弁事業であるSongwon Baifu Chemicals (Tangshan)社を発足させ、一貫生産体制によって年産8,000トンのチオエステル酸化防止剤を製造しており、この製造能力は世界トップレベルである。

またSongwonは、伊Sabo SpA社(以下Sabo)との長期販売提携により、Sabo社製HALS(ヒンダードアミン系光安定剤)を世界規模で販売している。伊レヴァーテに本拠を置くSabo社は、モノメリックおよびポリメリックHALSのトップメーカーであり、高品質な製品と革新的なソリューションにより市場から高い評価を受けている。

Songwonグループの会長 兼CEOおよび執行委員会ヘッドである朴 鍾昊(パク・ジョンホ)は、「今年もまたChinaplasへ出展し、世界のお客様に貢献する当社製品群と新たな製品ラインナップをご紹介できることを楽しみにしています。Songwon Baifuでは、既に世界の主要ポリマーメーカーから高く評価されている製品粒形(セミビーズ)を活かし、チオエステルの継続的な発展と成長に向けたプラットホームを提供します。当社はまた、HALSの世界的サプライヤーを目指し、光安定特性が不可欠な主要産業のニーズに合う製品開発および拡大にさらなる投資を行っていきます。

OPS製品においては、急速な需要増加を受け、当社のリーディングカンパニーとしてのポジションが強化されています。OPSの製造能力に関しては、独グライツ施設の製造能力を年産14,000トンに倍増すると共に、米ヒューストンでは年産7,000トン規模の生産を開始、そしてさらに2014年にはアブダビ・Kizadにも年産7,000トンの施設を稼働させる予定です。」と話している。

Chinaplas 2013会場(ホール 10.2、ブース番号 A51)ではSongwonグローバル担当者に加え、現地法人担当者が製品についての説明を行う。