ルネサスの開発ボード「がじぇっとるねさすSAKURA II」の販売を開始

日本、2016年12月16日 – 電気・電子部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、12月16日より、ルネサス エレクトロニクス株式会社(本社:東京都江東区)の小型開発ボード「がじぇっとるねさすSAKURA II」(RS品番:122-9827、122-9826)の販売を開始しました。

ルネサスの開発ボード「がじぇっとるねさすSAKURA II」の販売を開始がじぇっとるねさすSAKURA IIボードは、ルネサスRXファミリのマイクロコントローラが搭載された汎用プログラマブルボードです。個人の電子工作から企業の製品開発・試作まで幅広く活用できます。

ルネサスが推進する「がじぇっとるねさす」は、マイコンを使ってものづくりにチャレンジする個人を支援するプロジェクトです。同社オンラインコミュニティを介してラピッドプロトタイピングやアイデア共有できるサービスを提供します。「がじぇっとるねさすSAKURA IIボードは、ファクトリー・ビルディング・オフィスオートメーションに加え、IoTゲートウェイ用途における開発プロジェクトにも最適です。

がじぇっとるねさすSAKURA II開発ボードは、「GR-SAKURA-II(標準バージョン)」と標準バージョンにコネクタが標準実装された「GR-SAKURA-II-FULL」の2製品が販売されます。両製品は、共にRX63N・32ビットマイクロコントローラ(R5F563NBDDFP)、100ピンQFPパッケージの1MBフラッシュ・メモリ、128KB RAM FPU、データ・フラッシュ32KBを搭載しています。RX63Nマイクロコントローラの動作電圧3.3V、動作周波数96MHz(外部12MHz XO使用)、サブクロック周波数は32.768kHzです。ルネサスのウェブサイトから無料で入手できるコンパイラなど開発用ソフトウェアによってサポートされているほか、Androidスマートフォンのアプリ開発用ソフトウェアにも対応しています。

GR-SAKURAプラットフォームは、C++テンプレートとライブラリ付属のArduino互換ボードフットプリントが利用可能です。Arduinoシールドをすぐに使用できるArduino UNO互換ピンヘッダを備えています。このボードは51ピンのGPIO、6ピンのアナログ入力、micro-SDカード、XBeeワイヤレスモジュール、JTAGインターフェイス、+5V DC電源ジャック、ユーザスイッチとリセットスイッチ、Arduino シールドインターフェイス、そしてJTAG、mini-B USBホストコントローラ、Ethernetなどのインターフェイスを用意しています。

GR-SAKURA-FULLは、上記インターフェイスの中で、シールドヘッダ、RJ45 Ethernetコネクタ、JTAGヘッダ、+5V DCジャック、micro-SDカードソケットなどのコネクタが標準実装されたモデルとなります。

がじぇっとるねさすSAKURA-IIおよびSAKURA-FULLは、当社オンラインサイト「RSオンライン」(http://jp.rs-online.com)にてご購入いただけます。

また、当社では商品をお客様へ可能な限り素早く届けることに努めており、国内在庫品は通常翌日配達、海外在庫品は通常4営業日配達を行っています。