日本モレックス、コンパクト設計でIP67規格に準拠したDeviceNet向けI/Oモジュール「Brad DeviceNet HarshIO M8モジュール」を発表

2018年1月24日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、コンパクト設計でIP67規格に準拠した、DeviceNet対応のデジタルI/Oモジュール「Brad DeviceNet HarshIO M8モジュール」を発表しました。本製品は産業分野で広く利用されているM8丸型コネクターを用いてDeviceNet対応の産業用フィールドバスに接続できるI/Oモジュールです。

IP67規格に準拠したBrad DeviceNet HarshIO M8モジュールを発表Brad DeviceNet HarshIO M8モジュールは、ODVA(Open DeviceNet Vender Association)仕様への適合検査済みで、IP67規格に準拠するため振動環境における塵や水の侵入を防止し、過酷環境用途での使用に適しています。本体幅30mmという省スペース型の本モジュールは、機械に直接取付が可能で、過酷な環境下においても産業用コントローラーとI/O機器とを直接接続できます。また、柔軟性の高い8ポート設計により、センサー機器、アクチュエータや単一デジタル信号機器などの高密度I/O接続がわずかなスペース内で実現可能です。

近年、機械製造産業では、複雑な配線やターミナルボックス(端子箱)を代替する経済的な接続ソリューションが求められています。過酷な環境に対応するモレックスのBradモジュール製品シリーズは、自動車、オートメーション、食品をはじめとするさまざまな産業分野の過酷用途で採用されています。

Brad DeviceNet HarshIO M8モジュールの主な特徴

  • 30mmという狭幅のハウジングがスペース制限のある小型機械用途に最適
  • 機械への直接取付によってキャビネットのスペースを節約し、現場での配線コストを削減
  • 2つの統合CAN(コントローラーエリアネットワーク)バスを備えるほか、デイジーチェーン配線によってさらなるコスト低減に貢献
  • モジュールに内蔵された保護機能によって短絡や電流の過負荷を予防
  • ネットワーク、電源、およびI/Oの状態を視覚的に確認可能な診断用LEDを搭載

本I/Oモジュールは、産業機械やロボット、FAやマテハン、各種プロセス制御といった用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/harshio.html をご覧下さい。