日本モレックス、食品・飲料生産設備および産業オートメーション用途に向けたケーブル製品「Flamar WSORケーブル」を発表

2018年1月19日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、高い屈曲およびねじり性能を備え、各種の製造分野および食品・飲料生産設備での使用に適したケーブル製品「Flamar WSOR(Weld-Slag and Oil-Resistant:溶接スラグおよび耐油性)ケーブル」を発表しました。

産業オートメーション向けFlamar WSORケーブル製品を発表Flamar WSORケーブルは、各種産業オートメーションやFA機器での使用に向けたケーブル製品です。本ケーブルは、難燃性規格UL 758/1581およびドイツ安全性規格VDE 472-803 / Bに適合し、溶接スラグや切削油などが存在する過酷環境下での使用に対応します。またFlamar WSORケーブルは、世界中の食品および飲料品生産ラインで広く使用されている洗浄剤や消毒剤など各種洗浄ソリューションを手掛ける米ECOLABの研究所において耐洗浄剤試験が実施され、洗浄剤に対する耐性が認められています。これにより本ケーブル製品は、食品および飲料生産ラインでの使用にも適合します。

Flamar WSORケーブルは、導体の断面積が0.25、0.34、0.50、および0.75から1.50mm2までの製品がラインアップされており、センサーやバルブからネットワーク機器まで、幅広い分野で利用が可能です。

Flamar WSORケーブルの主な特徴

  • IEC 60332-1、CSA FT1、UL垂直炎試験UL21215による難燃性基準に適合
  • 耐加水分解性(EN50396)、UV耐性(UL1581-300h)、耐引裂性(EN50396)に適合し、過酷環境下での使用が可能
  • ケーブルは標準4色が取り揃えられており、要望に応じて追加色も利用可能

Flamarケーブルは、さまざまな産業オートメーション用途に向けて広範なオプションを取り揃えております。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/flamar をご覧下さい。