日本モレックス、 薄型LED照明モジュール用途に最適な 超低背「Mini Lite-Trap™ SMT電線対基板コネクターシステム」を発表

Mini Lite-Trap™ SMT基板対基板コネクターシステム

2015年10月8日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、電線の抜き差しが容易で、高い電線保持力を備えた超低背「Mini Lite-Trap™ SMT電線対基板コネクターシステム」を発表した。

モレックスのMini Lite-Trap コネクターは電線の容易な抜去、低挿入力、高い電線保持力を特徴としており、製品高さは2.65mmである。標準タイプLite-Trap(同4.20mm)よりもさらに低背な製品であり、全体スペースも約70%の小型化が図られている。超低背設計であるため薄型LED照明モジュール用途においては、コネクターが光源の影となるシャドウイング発生を最小化できる。

Mini Lite-Trap SMT電線対基板コネクターシステムは、モレックスのWire Trapコネクターと同じ終端方式が採用されている。本コネクターシステムは、先端部の被覆を剥がした電線をコネクターに挿入することでゲート型のターミナルが押し開けられ、電線がターミナル内にロックされる仕組みがとられている。また電線を抜出す際は、ハウジング上部にあるプッシュボタン式ラッチを押し下げることによって、容易に電線を取外すことができる。

電線取出型の本コネクターは低挿入力で接続できる上、独自の使い易いラッチ機構を備えているため、治具を用いず簡単に取付/取出が可能である。このため現場での組立/撤去作業を容易にし、熟練した作業者が不要となる。

Mini Lite-Trap SMT電線対基板コネクターシステムの主な特徴

  • デュアルコンタクト・ワイヤトラップ・クランプ設計を採用し、確実な嵌合性を実現すると共に、優れた電気接触と高い電線保持力を提供
  • 正しいワイヤ挿入長と位置を確保できるワイヤストッパー機能
  • 電線の被覆部を長めに保持できるためコネクター内で電線が安定し、確実な接点接触を保証

本コネクターシステムは、LED照明のダウンライトや管状(ストリップ)ライトをはじめ、FA機器や民生用電子機器など、電線の容易な挿入・抜去が求められる用途に適している。

詳しい情報は弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/litetrap.html をご覧下さい。