日本モレックス、 省スペース設計が求められるスマートフォンや携帯機器用途に向けた プッシュ・プルタイプ「micro-SIMカードソケット」の新製品3種を発表

最小接触力0.3Nを実現した、高い接触信頼性を有するmicro-SIMカードソケット

プッシュ・プル式「micro-SIMカードソケット」の新製品3種、左上: 78646(1.45mm厚) 中央下: 78723(1.35mm厚) 右上: 78727(1.40mm厚)

プッシュ・プル式「micro-SIMカードソケット」の新製品3種、左上: 78646(1.45mm厚) 中央下: 78723(1.35mm厚) 右上: 78727(1.40mm厚)

2013年1月28日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、省スペース設計が求められるスマートフォン、タブレットPC、GPS搭載時計などの携帯機器用途に向け、プッシュ・プルタイプmicro-SIMカードソケットの新製品「78723」、「78727」、「78646」を発表し、そのラインナップを拡充した。

今回発表した3種のプッシュ・プルタイプmicro-SIMソケットは、mini-SIMカードの採用が難しい小型の携帯機器用途に向けて開発された製品であり、設置面積の省スペース化、低背化、高い接触信頼性(接触力0.30N)を特徴としている。また、誤った方向でのカード挿入を防止するカード極性機能を備えている。

micro-SIMカードの大きさは12mm x 15mmと、前世代のmini-SIMカード(15mm x 25mm)に比べ約52%小型化している。モレックスのプッシュ・プルタイプmicro-SIMカードソケットは、1.35、1.40、1.45mmの高さの製品が取り揃えられており、プッシュ・プッシュタイプと同様の省スペース性、高い接触信頼性がある。そしてソケット筐体に幅広な開口部を設計しmicro-SIMカードを指先でつまみ易くすることで抜き差しを容易にしている。

モレックス、グループプロダクトマネージャーのダグ・ジョーンズは、「携帯機器の小型化と3Gおよび4G/LTEネットワークへの移行により、コネクターにはさらなる小型化と使い易いデザインが求められています。モレックスの新しい小型micro-SIM製品は、優れた接触信頼性をはじめとする様々な重要特性を携帯機器に提供します。」とコメントしている。

モレックスのmicro-SIMカードソケット製品群は、標準6極およびオプションで8極の製品が利用でき、ELVおよびRoHSに準拠している。

本micro-SIMカードソケットは、携帯電話、超薄型スマートフォン、タブレットPC、GSM/UMTS モデム、PCカード、無線LANカードなどに最適である。

詳しい情報は、弊社ウェブサイト http://www.molex.com/link/micro-sim.html をご覧下さい。