日本モレックス、高速で小型、かつ確実な産業用DeviceNet*接続用の 「Brad® DeviceNetパッシブ マルチポート ディストリビューション ブロック」を発表

Brad® DeviceNetパッシブ マルチポート ディストリビューション ブロック

Brad® DeviceNetパッシブ マルチポート ディストリビューション ブロック

2011年10月26日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、業界唯一の3段階LED電圧表示ライトを備え、グランドタブにより最大10.0Aの低格電流に対しても信頼性の高い回路保護を実現する産業用DeviceNet*(デバイスネット:FA向けの制御用ネットワーク)接続用「Brad® DeviceNetパッシブ マルチポート ディストリビューション ブロック」を発表した。

Brad DeviceNetパッシブ マルチポート ディストリビューション ブロックは、DeviceNetシステムの設計者およびユーザーに対して、スキャナなどのメディア・インフラからI/O接続まで、優れた接続性ソリューションを提供する。

Brad DeviceNet 8ポート ディストリビューション ブロックは、業界標準のネジ付きM12コネクターに加えワンプッシュ接続方式を採用した同社のBrad Ultra-LockRコネクターにも対応している。

主な特徴:

  •  3段階LED電圧表示ライトにより、ネットワークの電源の状態をすばやく目視で確認可能。市場において全てのODVA仕様に準拠する唯一のLED表示ライト。
  •  リセプタクル・シェルはグランドタブに接続され、過酷な状況でも回路を安全に保護。
  • ハウジング高さ20.00mmという業界最小サイズを実現し、他社製品に比べて約半分の省スペース化を達成。
  • Mini-ChangeRホームラン(幹線)10.0Aのコネクター設計により市場で最も高い定格電流を実現。
  • 機器への取り付けは業界標準ホールパターンで60.00mm構造を採用。
  • シールド設計によりホコリや風圧洗浄、浸水に対応し、IP67環境保護等級にも準拠。
  • 独自Ultra-Lock方式のpush-to-lockラジアルシール設計により、ディストリビューションブロックからエンドデバイスまで、市場で最も高速でシンプル、かつ確実な接続システムを提供。
  • ブロックデザインによりシステム内の配線を統合し、多くの接続をシングル・マルチコンダクター配線済みケーブルにまとめ、さらにノックアウトや端子ストリップ、個別エンクロージャが不要。
  • 各産業での環境において信頼性の高い接続を可能にする頑丈な筐体。

Brad DeviceNetは、半導体のエッチング機器、マスフローコントローラ(MFC)の接続、自動車以外の輸送機器、産業機械分野における梱包機・ロボット・マテリアルハンドリング等や安全スイッチおよびライトカーテン、機械の製造およびシステムインテグレーターなどに最適である。

詳しい情報は、www.molex.com/link/devicenet.htmlをご覧下さい。

*DeviceNetは、Open DeviceNet Vender Association(ODVA)の商標です。