日本モレックス、優れた防水機能を備えた屋内外用データ/信号および電源アプリケーション向け マルチドロップ防水型「コネクター&ケーブルシステム」を発表

マルチドロップ防水型コネクター&ケーブルシステム  左:終端処理前のトップ&ベースハウジング  右:上がプラグ型防水コネクター、下は4芯フラットケーブルで終端処理したハウジング

マルチドロップ防水型コネクター&ケーブルシステム 左:終端処理前のトップ&ベースハウジング 右:上がプラグ型防水コネクター、下は4芯フラットケーブルで終端処理したハウジング

2011年7月14日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、オフィスビルや道路インフラ、公共施設などにおける多様な照明および電源アプリケーション、セキュリティシステム、センサー用に適したマルチドロップ防水型「コネクター&ケーブルシステム」を発表した。

マルチドロップ防水型コネクター&ケーブルシステム

マルチドロップ防水型コネクター&ケーブルシステム

本コネクター&ケーブルシステムは、ケーブルに終端するトップハウジングとベースハウジング、および接合部にシールを使用したプラグ型コネクターの3つのセクションから成っている。このコネクターモジュールは、接合相手である4芯フラットケーブルに、トップハウジングに組み込まれた先端の尖ったピンをケーブル被覆およびコネクターモジュール内のジェルマットを貫通させて芯線に接合させるピアス端子が用いられている。このため端末処理工程では、トップおよびベースハウジングで穴を開けたジェルマットを圧迫することで端末チャンバーにジェルを圧入し、ケーブル外周とピンをジェルマットで包み込むようにして防水機能を実現している。同社では、本製品の使用温度範囲‐30°C~+80°Cで実施した水深1メートルの水中試験において、完全な防水性および電気接続部に短絡が発生しないことを確認済みである。

このコネクターは1.50mm(16AWG)以上のサイズのケーブル撚り線(より線)と接続可能である。この終端方法では、撚り線のサイズが大きいほど優れた電気的接続が得られ、終端処理ではケーブルのピンへのアライメントも大変重要である。

本コネクター&ケーブルシステムの主な特徴

  • 設計の自由度を最大化するカスタマイズ可能なフリーフォームのモジュラーアセンブリー
  • 防水規格IP67準拠の防水性能
  • 耐候性、耐UV性ハウジング、ジェルマット、防水インターフェース
  • 過酷な屋外アプリケーション向けに設計
  • インターフェースコネクターはお客様固有のアプリケーション向けに設計可能
  • 現場でのコネクターの終端処理が迅速で容易
  • ピアス端子を使用した1ステップでのケーブルのコネクターへの終端処理。3.0Aまでのアプリケーションに最適
  • 取り付け作業および再使用、修理、交換時に嵌合・取外しが可能なプラガブルコネクター
  • 50回の挿抜耐久試験済み。要望があれば、より高いスペックでの試験も可能
  • 4芯フラットケーブルは電源ペア線とデータ/信号ペア線で構成
  • 最大ケーブル長および最大コネクター数は、アプリケーションに合わせて決定可能
  • チェーンタイプは、終端処理済みまたは現場アセンブリー用にカスタム提供が可能
  • 固定ピンでケーブルモジュールを位置合わせして簡単に終端処理すると同時に、トップ&ベースハウジングを確実に保持しながら応力を緩和
  • ハウジングに導入面(リードインチャンファ)を備え、ブラインド嵌合およびケーブルの正確な終端処理が可能

本コネクター&ケーブルシステムのアプリケーションは、屋内外照明用ケーブルをはじめ、道路インフラの照明および電源、立体駐車場の入庫センサー、煙警報装置、スピーカー/音響装置、電源接続、マルチドロップ構成の防水型コネクターが要求される外部ケーブル接続などである。