スイスビット、CmReady®ライセンス保護機能を搭載したメモリーカード「PS-66(u) DPシリーズ」を発表

  • Wibu-Systems社のCodeMeter®テクノロジー実装したソリューション

日本・東京、2024年4月17日 – 産業向けフラッシュストレージ製品の独立系メーカー・Swissbit(日本法人:スイスビットジャパン株式会社、東京都新宿区、代表取締役 友森 健一郎)は、独Wibu-Systems(ウイブシステムズ)社が開発するソフトウェア保護とライセンス管理のセキュリティプラットフォーム・CodeMeterテクノロジーを搭載したSDカードおよびmicroSDカードの新製品「PS-66(u) DPシリーズ」を発表しました。PS-66(u) DPシリーズは、CodeMeterテクノロジーを実装しCmReady認定を受けた製品です。スイスビットのメモリーカードPS-66(u) DPシリーズは、実証された堅牢性と産業用途への適合性を備えており、加えてCodeMeterエコシステムのライセンスコンテナとして使用することができます。これによって組み込み機器やIoT機器の開発者は、効果的でコスト効率良くソフトウェアを保護でき、加えてライセンスの収益化も可能となります。

ハードウェアを追加することなくライセンスを保護

PS-66 Memory cards featuring CmReady License protectionWibu-Systems社のCodeMeter Ready(CmReady)システムは、メモリーカードにCodeMeterの機能を付与することで、高品質なハードウェアセキュリティと柔軟なソフトウェアベースのライセンス管理を組み合わせた革新的なソリューションです。CmReadyを実装したPS-66(u) DPシリーズのSD/microSDメモリーカードは、包括的なソフトウェア保護とライセンス管理機能を担うことができます。この技術は、カードに備わっているハードウェア固有ID(UID)と単調に増加するカウンターの併用によってリプレイ攻撃を防ぐと同時に、Wibu-Systems社のCodeMeterライセンス管理システムとの連携によって容易な取り扱いを実現します。

 容易な検証プロセス

PS-66(u) DPカードの取り扱いは簡単です。顧客はスイスビットのウェブサイトから無料のプラグインをダウンロードし、CmReady機能を使用して検証プロセスを自動化することができます。このカードは既存のCodeMeter環境に簡単に統合できるため、ユーザーは使い慣れたライセンス管理ツールやプロセスを追加調整することなく利用できます。CmReadyを搭載したPS-66(u)シリーズは、CodeMeter Runtimeのバージョン8.0とCodeMeter Embeddedのバージョン3.00に対応しています。

技術データ

スイスビットのPS-66(u) DPカードは、容量16GB、32GB、64GBの製品が取り揃えられており、SDHC規格とSD 6.10仕様に準拠した高速モードに対応しています。本製品は「Endurance(高耐久性)」と「Longevity(長寿命)」の2つのエディションで提供されます。PS-66(u) DPシリーズのメモリーカードはすべて、-40°Cから85°Cの温度範囲で使用できるよう設計されており、産業用アプリケーションに最適です。