SONGWON Industrial Group、2017年第2四半期の決算を発表

  • 第2四半期の総売上:1,867億4,200万KRW
  • 純利益:122億7,900万KRW
  • 売上総利益率:23.6%

ウルサン・韓国 – 2017年8月15日 – SONGWON Industrial Group (www.songwon.com) は本日、2017年第2四半期の決算を発表しました。当期、同グループの累計連結売上は1,867億4,200万KRWとなり、売上純利益率は前年同期比で2.1%減の6.6%となりました。上半期の同グループの累計連結売上は3,617億700万KRWとなり、前年同期比で0.1%減となりました(2016年上半期の累計連結売上は3,621億4,500万KRW)。

単位は百万KRW 2四半期 6月までの累計
2017 2016年(参考*) ∆% 2017 2016年(参考*) ∆%
売上 186,742 179,071 4.3% 361,707 362,145 -0.1%
総利益 44,135 47,988 -8.0% 81,997 99,173 -17.3%
売上総利益率 23.6% 26.8% 22.7% 27.4%
営業利益 18,505 23,785 -22.2% 31,488 50,376 -37.5%
EBITDA* 26,365 33,792 -22.0% 47,590 69,458 -31.5%
EBITDA (%)* 14.1% 18.9% 13.2% 19.2%
EBIT* 18,521 25,036 -26.0% 31,623 51,918 -39.1%
EBIT (%)* 9.9% 14.0% 8.7% 14.3%
当期純利益 12,279 15,592 -21.2% 20,563 27,793 -26.0%

2017年上半期、SONGWONの事業は見通しに沿って推移し、一部の製品ラインの販売数が2016年第2四半期比で2桁成長となりました。価格競争の圧力が強まったことを受け2016年下半期に価格を引き下げた結果、2017年第1四半期の収益は減少しましたが、2017年第2四半期、SONGWONは契約上可能な場合において値上げを実施し、値下げ傾向を覆しました。SONGWONは、特に酸化防止剤の需要のバランスがかなり改善されると見通しており、2017年上半期は概ね堅調に推移しました。

市場の需要が持続し、供給状況のバランスが概ね取れた結果、事業を展開するすべての地域で引き続き根強い需要が見られました。また同グループは、ポリオレフィンの製造能力を強化した結果、特に南北アメリカでポリマー安定剤の需要が顕著に伸びていることも報告しています。一方で依然として不安定な世界経済と予測困難な通貨変動が、2017年第2四半期の同グループの決算にマイナス影響をもたらしました。

2017年第2四半期を通して、SONGWONのすべての製造施設が継続的に高い稼働率で安定した業績をあげたことで、同グループにとって最適なコストポジションが確保されました。2017年第2四半期は、値上げの実施や製造施設の高い稼働率など上述した好ましい動向がEBITA(%)とEBIT(%)の増加につながり、それぞれ前期比で14.1%増、9.9%増となりました。

SONGWONは2016年下期に燃料および潤滑剤向けに酸化防止剤の製品ラインを拡大し、SONGNOXR L670を発表し、お客様からご好評をいただいております。また、2017年第3四半期には、ウルサンにある世界規模の工場で新しいアミン系酸化防止剤の製品ライン向けの生産が開始されます。これに加え、他の開発を考慮すると、SONGWONは安定した供給で、今後も引き続き成長していくことが見込まれます。例年第2四半期は堅調で、2017年同グループは世界のGDPをわずかに上回るペースで、自社製品の一般需要が徐々に増加すると見込んでいます。

ただしSONGWONは、世界経済が依然として不安定であること、そして一部地域で政治不安が高まっていることを考慮し、今後も慎重な姿勢で、用心深くマイナスの影響をもたらす可能性のある状況を見守っていく所存です。同グループは、将来を見据えた堅実な資産管理を行い、引き続き収益性を維持、向上するための様々な取り組みを進めながら、今後不測の事態が発生した場合には状況を確認し、そのような事態に対処する計画を確実に整備してまいります。

第2四半期のレポートは、http://www.songwon.com/en/investors/financialresultsからダウンロードできます。