ソンウォン、ベンゾトリアゾール系安定剤の法規制に関するカスタマーサポート体制を強化

ウルサン・韓国 – 2016613 近年、プラスチックおよびコーティングの光安定化においては、紫外線(UV)吸収剤やベンゾトリアゾールに対する法規制への対応が課題となっています。特にREACH規制への登録に関して、樹脂加工メーカーでは多くの疑問や懸念事項に直面しています。

ソンウォンは、世界第2位のポリマー安定剤メーカーであり紫外線(UV)吸収剤およびベンゾトリアゾールの主要サプライヤーとして、これらの課題に取り組んでまいりました。このたびソンウォンでは、こうした課題に直面しているUV吸収剤ユーザーへのさらなるサポートに向け、各種ベンゾトリアゾールに関連する規制情報および適切な技術ソリューションの選択方法といった、法規制に係るサービス体制をこれまで以上に強化する方針を決定しました。

ソンウォンのポリマー安定剤ビジネスユニットリーダーのエレナ・スカルトリッティは、「このたび当社は、グローバルでの法規制サポートに新たなサービスを加えることとなり、これによってより一層お客様のお役に立てることを願っています。ソンウォンの経験豊富な法規制専門チームは、UV安定剤に対する詳細なサポートに加えて、登録承認期間の短縮化に向けた正しい安定剤の選定をお手伝いします。」とコメントしました。

ソンウォンは社内の法規制専門チームに加え、法規制サービスの大手であるChemservice(ケムサービス)社との提携によって、化学物質管理に関するグローバルおよび各地域における法規制に準拠したサポート体制を整えています。

Chemservice社のマネージングディレクターのディーター・ドローマン氏は、「ポリマー安定剤の中には、将来的に科学的検証が必要となるものも存在します。しかしながら、毒性や好ましくない特性であるといった判断は、化学物質グループに対してではなく物質ベースで行われるべきです。」と述べています。このような法規制に係る事項は、ユーザーにとって複雑な課題となります。こうした分野において、ソンウォンはChemservice社と協力し、お客様に寄与できる価値あるサービスを提供してまいります。