急成長する南米のヘルスケア市場に向け、SABICのブラジルおよびアルゼンチン工場が FDA認可・生体適合性樹脂の生産認定を取得

SABICのブラジル・カンピナス工場2012年1月17日 – SABICイノベーティブプラスチックスは、急速に発展している南米のヘルスケア市場においてリードタイムの短縮、在庫コストの低減、そして材料購入の融通性を向上させるため、ブラジル・カンピナスとアルゼンチン・トルトゥギータスの製造工場において、FDA(米国食品医薬品局)に準拠する生体適合性樹脂の生産認定を取得した。医療機器や医薬品分野における大手市場調査会社のエスピコム・ヘルス・インテリジェンス社によると、ラテンアメリカ/南アメリカ諸国8カ国(ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリ、ベネズエラ、ペルー、コロンビアおよびキューバ)における医療市場は、2008年から2013年の年平均成長率(CAGR)が4.6%、92億米ドルに達すると見込まれている。こうした需要増に応えるため、SABICは生体適合性Lexan* HPポリカーボネート(PC)樹脂をはじめとする高性能樹脂や次世代医療機器を市場に導入するための技術的資源を、同地域の顧客が迅速かつ容易に入手できるよう取り組んでいる。

SABICのブラジル・カンピナス工場「生体適合性をもちFDAの認可を受けた樹脂は、これまで米国、ヨーロッパ、シンガポールで生産していましたが、今回ブラジルとアルゼンチンの工場が加わりました。これによって南米に生産工場を持つ医療機器メーカー各社の供給ニーズに応えることができます。SABICはお客様にメリットのある現地供給体制に積極的な投資を続けていきます。幅広く多岐にわたる当社の医療用素材ポートフォリオは、カスタムカラーマッチングやテクニカルサポートといった付加価値とあいまって、急速に変化する非常に競争の激しい医療品部門において高い競争力を提供します。」と、イノベーティブプラスチックスの南米統括マネージャーであるリカルド・クネヒトはコメントする。

 

現地での樹脂供給によって製品化までの時間を短縮

2ヶ所のSABIC工場が認可されたことにより、医療機器メーカーや他のヘルスケア顧客は、輸入品の到着を待つことなく現地で供給を受けることができる。これら地域におけるSABICのFDA認可および生体適合性樹脂のリードタイムは劇的に短縮され、これによって顧客製品の市場投入までの時間が短縮できる。ヘルスケア用途の品質を満たす製品が現地で生産されることにより、樹脂を在庫する必要がなくなり、柔軟な素材発注が可能になるため、メーカーは納期の遅れを回避でき、在庫コストを削減することができる。加えて、専門知識、技術サポートおよびSABICのヘルスケア製品方針(Healthcare Product Policy)に支えられた確かな地域供給によって、顧客は安心してSABICのヘルスケア用素材を新しい用途に拡張することができる。

 

ヘルスケア製品方針に裏付けられた地域供給およびサポート

SABICは販売承認期間中および医療機器のライフサイクルを通して、法規制の順守プロセスを簡素化するために、業界最高のヘルスケア製品方針を積極的に推進している。これらの素材は生体適合性が評価されると共に、FDAのドラッグまたはデバイスマスターファイルに登録され、さらにフォーミュラロック(処方の固定)や厳しい変革管理プロセスが適用される。この方針に基づきSABICは処方を固定しており、また変更があった場合の供給プランが整っている。生体適合性の事前評価は規制プロセスにおける販売承認の迅速化に役立ち、また内部統制およびチェンジ・マネジメントは供給品の品質と信頼性を保証することの手助けとなる。

SABICイノベーティブプラスチックスの医療用製品ポートフォリオおよび医療用製品方針に関する詳細はwww.sabic-ip.comをご覧ください。技術関連のお問い合わせに関しては、次のサイトからご連絡ください。www.sabic-ip.com/prtechinquiry

* SABIC イノベーティブプラスチックスIP BVの商標です。