FLIR Systems(フリアーシステムズ)の電気保守作業用イメージングマルチメータ「FLIR DM284」の販売を開始

  • 独自のIGM™(赤外線計測ガイド)テクノロジによって温度異常を非接触で検出

日本、2017年2月7日 – 電気・電子部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、温度測定器のトップメーカーであるFLIR Systems(フリアーシステムズ、本社:アメリカ)のイメージングマルチメータ「FLIR DM284」(メーカー型番:DM284、RS品番:124-4679)の販売を2月7日から開始することを発表しました。FLIR DM284は、業務用のTrue RMSデジタルマルチメータ/サーモグラフィで、電子機器、商用電気設備、軽工業、HVACシステムといった現場作業に携わるメンテナンスエンジニアや電気技師などの皆様に最適な製品です。

FLIR Systemsの電気保守作業用イメージングマルチメータ「FLIR DM284」の販売を開始オールインワンタイプのDM284には、高精度なデジタルマルチメータやTrue RMSのほか、ドライブコントローラ用のVFDモード、低インピーダンス(LoZ)測定、非接触電圧(NCV)検知をはじめとする18種類の測定機能が統合されており、高品質のテストプローブとタイプK熱電対入力も装備しています。またDM284には解像度160 x 120のFLIRサーモグラフィが内蔵されているため、過熱箇所を素早くピンポイントで特定し、電気的問題が発生している正確な位置を視覚的に確認できることから、トラブルシューティング作業の大幅な時間短縮に寄与します。

DM284の大きな特徴として、FLIR Systems独自のIGM™(赤外線計測ガイド)テクノロジが挙げられます。IGMはサーモグラフィ技術と試験・計測機器を融合し、直接接触することなくパネル、コネクタ、ワイヤなどを診断できる機能であり、同社の各種試験・計測機器に搭載されています。このIGM機能を備えたDM284を用いることで作業時間を短縮できるだけでなく、壁の向こう側、床下、天井の上といった潜在的な問題箇所を、安全な距離から特定可能となるため、オペレータの安全性を向上することができます。

DM284は、特別に設計された大型表示画面によるシンプルで直感的なユーザインターフェイスも特徴の一つで、アイアン、レインボー、濃淡、濃淡(赤色ホットスポット)、濃淡(青色コールドスポット)から選択できる多彩なサーマルカラーパレットを装備しています。また、作業用ライトとレーザポインタを内蔵しているため暗い場所での作業も容易な上、カメラのサーマルイメージング機能を利用した熱画像によって、問題箇所をピンポイントで特定できます。

DM284は落下テスト済みで、防塵/防水IP等級の評価を受けているほか、フレックスクランプオプションによって幅広い用途に対応します。

工場のメンテナンスや安全対策に関する製品の詳細については、http://smarturl.it/plant-maintenance および http://smarturl.it/machine-plant-safety をご覧ください。

FLIR DM284は、当社オンラインサイト「RSオンライン」(http://jp.rs-online.com)にてご購入いただけます。

また、当社では商品をお客様へ可能な限り素早く届けることに努めており、国内在庫品は通常翌日配達、海外在庫品は通常4営業日配達を行っています。