本年5月から「日精スクール」の対面での研修を再開

2023年4月12日 – 日精樹脂工業㈱(社長・依田穂積、本社・長野県埴科郡坂城町)は、来る5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、現行の「二類相当」から季節性インフルエンザなどと同等の「五類」に変更されることを受け、2020年3月から休講していた射出成形に関する技能研修機関「日精スクール」の対面での研修再開を決定、このほど、2023年度(2023年5月~2024年3月)研修スケジュールを作成し、4月14日から受講受け付けを開始します。

2023年度日精スクールを再開するに当たり、新型コロナウイルス感染予防対策を講じた受講条件の設定ならびに研修内容の一部見直しを行いました。
新型コロナウイルス感染予防対策としては、①体調管理の徹底(来校時に発熱やのどの痛みなど、体調不良や風邪の症状がないこと)と②基本的な感染対策(教室や共有スペース等では、マスクの着用、また、こまめな手洗い、消毒、うがいなど)を実施します。
研修内容の見直しでは、①成形中級や保守管理入門、金型入門各コースの日程を5日間から4日間に変更し、研修内容を凝縮したことで、より受講しやすくなりました。②保守管理入門と海外研修コースは引き続き休講とします。③コロナ禍で始まったオンラインによるWEBコースは好評のため同じ研修内容で継続します。

2023年度のスクールは、5月15日からの成形入門コース(油圧式)にはじまり2024年3月26日からのWEBコースまでの計31回。
コースの内訳は、成形入門コース8回(電気式5回、油圧式3回)、成形初級コース9回(電気式6回、油圧式3回)、成形中級コース5回(電気式3回、油圧式2回)、金型入門コース2回、WEBコース7回となっています。

海外拠点でのスクール(米国のテキサス・シカゴ・ニュージャージー・ロサンゼルス、中国の太倉・東莞、タイ、メキシコ)についても、現地のコロナ感染状況に応じて開講日程や受講人数を調整し、対面での研修を再開します。

1968年、当業界の先駆けとして設立された日精スクールは、プラスチック成形加工メーカーをはじめ、材料メーカー、商社、学生、外国人留学生などに広く門戸を開放しており、累計受講者数は39,900名(2023年3月末時点、WEBコース受講者を含む、海外現地法人開催の日精スクール受講者は除く)となっています。射出成形の技術革新に即応したカリキュラムは、プラスチック射出成形分野のエキスパートを育成する専門機関として高い評価をいただいています。

受講料
2023年度(20235月~20243月)受講料(消費税込)

コース名 受講料・宿泊費・食費
(宿泊の場合)
受講料・食費
(通いの場合)
成形入門コース 99,000円 69,300円
成形初級コース 99,000円 69,300円
成形中級コース 99,000円 69,300円
金型入門コース 99,000円 69,300円
WEBコース 33,000円
※オンラインのため宿泊、通いはありません

※受講料にはテキスト代(市販テキストは有料)、実習教材費が含まれます。
※交通費は各自負担。また実習用作業服・安全靴は各自で持参願います。
※通いの場合の食事は昼食のみとなります。

 

スクールの受講申込みや空き状況の確認は、当社ホームページの「日精スクール」http://www.nisseijushi.co.jp/products/school.php にアクセスください。
電話での問い合わせは、日精スクール(電話:0268-81-1166)まで。

 

写真は、実習の様子
日精スクール2023