日本モレックス、テレコムやネットワーキング用途に向けた小型RF同軸コネクター「2.2-5 RFコネクターシステム」を発表

2018年11月13日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、テレコムやネットワーキング用途といった設置スペースの制約が厳しい用途に向けて、最大6GHzの周波数に対応し、低パッシブ相互変調(PIM)を提供するコンパクトサイズのRF同軸コネクター「2.2-5 RFコネクターシステム」を発表しました。

小型RF同軸コネクター2.2-5 RFコネクターシステムを発表ワイヤレスラジオやアンテナといったテレコムやネットワーキング用途では、より多くの帯域やMIMO技術の利用によって、電子部品の設置スペースがますます厳しくなっています。このためネットワーク設計者は、干渉の原因となるPIMを抑制するとともに、より小型サイズのコネクターを求めています。

モレックスの2.2-5 RFコネクターシステムは、従来の4.3-10 RFコネクターよりも53%小型化したRF同軸コネクターで、嵌合方式はプッシュプル、レンチ締め、手締めの3方式が利用できます。また2.2-5 RFコネクターシステムは風雨に耐える特許出願中のコネクターカバーを利用でき、優れた電気性能と堅牢な環境性能を兼ね備えていることから、屋外の基地局用途に適しています。

2.2-5 RFコネクターシステムの主な特徴

  • 低パッシブ相互変調により、ワイヤレスサービスプロバイダーは高性能なネットワークを構築可能
  • 幅広いケーブル選択が可能なため、低信号損失と長距離伝送を実現
  • IP68/NEMA規格に準拠した強固な設計によって、接点を損傷から保護するほか、機械的な耐久性を備え、水や埃の侵入を防止

本コネクターシステムは、電気通信/ネッワークにおけるワイヤレスラジオやアンテナ、モバイル通信などの用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/2_2-5.html をご覧下さい。