日本モレックス、低電流の家電や照明用途に向けた雌雄同形の「Ditto電線対電線用コネクター」にTPA機構を備えた新バージョンを追加しラインアップを拡充

2018年11月5日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、家電や照明機器など低電流の中継接続用途向け「Ditto電線対電線用コネクター」に、端子の抜け落ちを防止するTPA(端子位置固定)機構を備えた新バージョン「150212シリーズ」と「150213シリーズ」を追加し、ラインアップを拡充したことを発表しました。

家電や照明用途向けDitto電線対電線用コネクターを拡充モレックスのDitto電線対電線用コネクターは、2つの同形状のコネクターを上下反転させて嵌合する雌雄同形の相互接続システムです。本コネクターは、オス/メスの区別が無く1種類のコネクターで相互接続が可能なため、作業効率の向上、在庫管理の負担軽減を図ることができ、コスト低減に寄与します。

今回追加されたDitto電線対電線用コネクターは、ポジティブロック機構を備えた3.00mmピッチの「150212シリーズ」、同じく3.00mmピッチで国際安全基準のグローワイヤー試験に適合する「150213シリーズ」があり、それぞれ2~8極までの製品が取り揃えられています。

また150212/150213シリーズは、ハウジングに取り付けられたTPA機構が、ハウジング内の正しい位置に端子をロックすることで、過酷な振動環境下でのコネクター外れを防止します。

Ditto電線対電線用コネクターの主な特徴

  • TPA機構によって過酷な振動環境下でのコネクター外れを防止
  • エンドユーザーの安全と保護に役立つグローワイヤー対応ハウジングが選択可能
  • ハウジングの上下両面に備えられた2つのポジティブロック機構により、厳しい使用条件下での確実なコネクター嵌合を保持
  • 極性キー付きハウジングによって誤嵌合を防止

本コネクターは、家電、フィットネス機器、ホームエンターテインメント、ホームセキュリティ、ホームオフィスをはじめとする民生用途のほか、屋内外の照明や交通・道路照明、ディスプレイやサイネージに加え、乗用車や自動二輪などの自動車用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/ditto.html をご覧下さい。