日本モレックス、 コンパクトで高電流に対応した電源用コネクターシステム 「EXTreme Guardian™」の製品ラインナップを拡充

EXTreme Guardian電源用コネクターシステム

EXTreme Guardian電源用コネクターシステム

2016年3月7日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、センターラインピッチが11.00mmと狭小で、1極あたり最大80.0Aの高電流に対応する電源用コネクターシステムEXTreme Guardian™に、「基板用ヘッダー」、「ハーネス圧着リセプタクル」および「ターミナル位置固定(TPA)クリップ」を追加しラインナップを拡充した。

モレックスのEXTreme Guardianは、パッケージサイズの小型化、高電流への対応、シールド機能の強化など、個々のユーザーによって異なる独自の物理的、機械的および電気的な仕様に対応する電源向け電線対基板用コネクターである。

このたび追加された「基板用ヘッダー(151053シリーズ)」は2、3、4、5、6極の製品が利用可能で、対応するPCB厚は2.30mm。「ハーネス圧着リセプタクル(151034シリーズ)」は2、3、4、5、6極の製品が利用可能で、6AWGの高ゲージワイヤに対応する。また「ターミナル位置固定(TPA)クリップ(151076シリーズ)」は嵌合/取外し時の端子抜けを防止するクリップで、2、3、4、5、6極ハウジング用の製品が利用できる。

EXTreme Guardian電源用コネクターシステムの特徴

  • リセプタクルターミナル(端子)とヘッダーブレードを完全に隔離し、利用中や嵌合中の損傷を防止
  • 6つの独立した接触点を持つターミナルによって、二次的な電流経路を豊富に確保し、長期にわたる性能と信頼性を提供
  • 取付時の完全嵌合をクリック音で確認できるポジティブロックハウジングによって、リセプタクルとヘッダーの確実な嵌合を保持
  • 耐食性および電導性に優れた金めっきターミナルを採用

EXTreme Guardian電源用コネクターシステムは、ハイエンドサーバーをはじめ携帯電話の通信基地局、ハブ、サーバー、ルーター、スイッチなどのテレコム機器、無停電電源装置(UPS)、航空宇宙・防衛、太陽光、医療、電気自動車、最大200.0Aの相互接続を要する小型の商用アプリケーションといったさまざまな用途に適している。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.molex.com/link/extremeguardian.html をご覧下さい。