日本モレックス、エンタープライズコンピューティングやネットワークサーバのメモリ用途向けに基板面積の大幅な省スペース化を実現する小型「DDR4 miniDIMMソケット」を発表

DDR4 miniDIMMソケット

DDR4 miniDIMMソケット

2015年12月11日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、コンピューティングやネットワークサーバのメモリ用途に向けて、DDR3ソケットよりも高速な伝送速度および低い動作電圧を提供し、JEDEC規格に適合した小型「DDR4 miniDIMMソケット」を発表した。

DDR4 miniDIMMソケットは、既存の標準DDR4 DIMMソケットに比べて約2/3の小型サイズに設計されているため、基板面積の制約が厳しいメモリ用途において大幅な省スペース化を実現する。

またDDR4 miniDIMMソケットのラッチタワー部には、独自の耐衝撃/耐振動金属製グリップ(特許申請中)が搭載されているため、実装されたメモリモジュールが輸送中に受ける衝撃や振動を軽減することができる。

RR4 miniDIMMソケットの主な特徴

  • 挿抜回数25回以上に耐えるラッチは、データ・コンピューティングおよびテレコミュニケーション・ネットワーク用途で高い耐久性を発揮
  • 十分な接圧を確保した接点は、優れた接触信頼性を実現
  • 2回のリフローサイクル対応設計で、高温環境下でも最適なパフォーマンスを発揮
  • 自動組み立てライン用にオプションでピックアンドプレース吸着器用のキャップを準備

モレックスのDDR4 miniDIMMソケットは、ハイエンドコンピューティングやパソコン、RAID/ストレージなどのデータ/コンピューティング用途や、インフラネットワークなどのテレコミュニケーション/ネットワーク用途に適している。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/ddr4.html をご覧下さい。