日本モレックス、 ルミレッズ社の次世代COBアレイ・LUXEON*に適合する 「SlimRay™電線内蔵タイプCOBホルダー」を発表

SlimRay™ 電線内蔵タイプCOBホルダー(左から180555-103x、-104x、-105x)

2015年9月4日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、LED取付工程の大幅な簡素化を実現する同社の「SlimRay™電線内蔵タイプCOBホルダー」に、ルミレッズ社LUXEON*および同種の次世代COBアレイに適合する「180555-103x」「180555-104x」「180555-105x」を追加した。

モレックスのSlimRay電線内蔵タイプCOBホルダーは、電線と端子を圧着方式で接続するコンプレッショクコンタクト設計を採用し、手作業での半田付けが不要である。このため、不適切な取扱い、半田による熱、不十分な半田処理などを原因とするCOBの損傷や不良、コールド半田接合などのリスクを排除でき、LED取付時間の短縮および接続信頼性の向上を実現する。

ルミレッズ社製COBアレイ・LUXEONに適合するSlimRayは、それぞれ16.00mm x 19.00mm(103x)、20.00mm x 24.00mm(104x)、28.00mm x 28.00mm(105x)のCOBサイズに適合し、ルミレッズ社LUXEONと同種のCOBアレイにも利用できる。

SlimRay電線内蔵タイプCOBホルダーの主な特徴

  • COB仮保持機構を備えヒートシンクへのCOB取付け前にホルダーへ仮固定できるため、取付時間を短縮
  • 外縁リング部6.70mm高、内部リングおよび光学部品取付部4.40mm高の低背設計によって設計柔軟性を向上
  • 堅牢なインサート成型のコネクターハウジングによって、高温環境下でも長期にわたり電気的、機械的、熱的安定性を発揮
  • アレイパッドとの接続部に金めっきコンプレッションコンタクトを採用し、さまざまな使用環境や条件下で安定した電源供給を実現
  • シンプルなネジ式アタッチメントによってヒートシンクをアレイに確実に取付可能で、照明器具の製造時間を短縮

本COBホルダーは、ダウンライト、スポットライト、天井照明、高天井灯などの一般照明に加え、屋外街灯、駐車場灯、夜間照明灯などの用途に最適である。

詳しい情報は、弊社ウエブサイトwww.japanese.molex.com/link/ledholderluxeon.html をご覧下さい。

*LUXEONは、Lumileds社の登録商標です。