日本モレックス、低背で高電流に対応し、信頼性の高い嵌合保持を実現する電線対基板用コネクター「Pico-Lock™」のラインナップを拡充

Pico-Lock™電線対基板用コネクター

2015年3月9日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、省スペース化と確実な嵌合保持が求められる用途に向けた電線対基板用コネクター「Pico-Lock™」シリーズに、これまでの1.50mmピッチ製品に加え、より狭ピッチな1.00mm製品を追加した。

新たに発表された1.00mmピッチPico-Lock電線対基板用コネクターは「圧着端子(503765)」「圧着ハウジング(503764)」「ライトアングルヘッダー(503763)」で構成されている。最大定格電流は1.5Aで、電線寸法はAWG 28~30に対応し、2極と4極の製品が利用可能である。Pico-Lock 1.00mmピッチ品は、独自のサイドポジティブロック機構によって低背サイズ(1.50mm)と信頼性の高いロック機能を実現している。また、コネクター上面に備えられたフリクションロック機構によって、高い嵌合保持力を発揮する上、嵌合状態を目視確認できる。

一般的に、小型のコネクターシステムは省スペース化に寄与する反面、サイズの小ささから嵌合作業に手間がかかっていた。Pico-Lockはハウジングに設けられたガイドリブによって、正しい極性での嵌合が容易となり誤嵌合が防止できる。さらに、ハウジング全体をカバーする幅広の半田タブを備えているため、確実な基板保持と挿抜における高い機械的安定性を提供する。

Pico-Lock電線対基板用コネクターは、スマートメーターやファクトリーオートメーション、電源供給、監視やセキュリティといった商業および産業用途、ノ-トPCやタブレットPCなどのコンピュータ用途、インフォテイメントや車内エレクトロニクスなどの自動車用途、PCやTVなどのLED/LCDディスプレイ用途、ワイヤレスモデムなどのネットワーク/通信用途のほか、LED照明用途やゲーム機器用途など多様な分野に適している。

詳しい情報は、 http://www.japanese.molex.com/link/picolock.html をご覧下さい。