日本モレックス、食品、飲料、医薬品などの衛生管理された 作業場アプリケーションに最適なステンレス配電ボックス 「Brad® MPIS®」を発表

Brad® MPIS® ステンレス配電ボックス

Brad® MPIS®ステンレス配電ボックス

2014年4月16日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、食品や飲料、医薬品などの生産ラインにおいて腐食やダウンタイムを最小化し、高圧洗浄に耐えるステンレス配電ボックス「Brad® MPIS®(マルチポートインターコネクトシステム)」を発表した。

食品飲料製造業は厳しい衛生規則の順守が必須であるため、工場内の自動機器にはバクテリアの繁殖を抑制し、標準高圧洗浄下でも安全に密封保護され、強い化学物質との接触による腐食を防止できる特性が求められている。Brad MPISステンレス配電ボックスはステンレスで完全に密封された、頑丈な配電ボックスソリューションであり、食品飲料や医薬品、パーソナルケア用品などの完全な衛生環境を必要とする様々な製造業に最適である。

本製品にはモレックスの特許技術であるM12 Ultra-Lock®コネクターが採用されているため、オペレーターの技能に依存せず迅速かつ安全な接続が可能である。また生産ラインにダウンタイムをもたらす断続的な信号やエラーデータ、不適切なシークエンスを引き起こす過酷環境においても、衝撃や振動に耐えられるよう設計されており、こうしたダウンタイムの低減は生産性の向上に貢献する。

Brad MPISステンレス配電ボックスの主な特徴

  • 高密度な入出力接続を備えることで配線時間を短縮し、機器の配線ミスを防止
  • 滑らかな表面の316ステンレスハウジングを用いた完全密封型設計により、腐食性化学物質を含む液体の侵入やバクテリアの発生を抑制
  • Ultra-LockはIP69K等級に適合することから、最大1500psiの高温高圧な工場衛生洗浄に耐え、また配電ボックスは工場床に設置可能
  • 腐食性洗浄に耐えるEPDM(エチレンプロピレンジエモノマー-ゴム)Oリングを使用しているため、M12コネクターで最も標準的なViton Oリングよりも優れた耐薬品性を発揮
  • 1つの配電ボックスに16センサー(ポートごとに2つ)まで接続可能な8デュアルワイヤーI/Oポート

本製品は、食品飲料をはじめ、医薬品・調剤、パーソナルケア用品の生産ラインなど、厳しい衛生規則への順守が求められる用途に最適である。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/ultralock.html をご覧下さい。