日本モレックス、薄型LEDテレビおよびモニター向けに、 様々な設計仕様に対応する 超小型の電線対基板用コネクターシステム「IllumiMate™」を発表

1.00mmおよび1.25mmピッチのIllumiMate™電線対基板用システム
複数の嵌合タイプおよび電圧タイプに対応し、設計自由度を提供

電線対基板用コネクターシステム「IllumiMate™」

電線対基板用コネクターシステム「IllumiMate™」

2014年3月31日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、ますます薄型化が進むフラットパネルLEDテレビやPC用モニター向けに、1.00mmおよび1.25mmピッチの電線対基板用コネクターシステム「IllumiMate」を発表した。本コネクターシステムは、現在市場で入手可能な既存のコネクター製品に比べ、嵌合タイプ、定格電圧、極数、ロック方式といった設計仕様に関して、より多くの方式に対応しており、完成品メーカーは同シリーズの豊富なバリエーションから選択、検討が可能である。

モレックス、リージョナルプロダクトマネージャーの田辺氏は、「フラットパネルTVにおいては、より鮮明な解像度や低消費電力、さらなる薄型化、そして画面サイズや機能の多様化に向けて、LEDバックライトの採用が進められています。これまでは、これらのそれぞれ異なる多様なニーズにシリーズとして対応できるコネクターソリューションがありませんでした。モレックスの新しい1.00mmおよび1.25mmピッチIllumiMateシリーズは、狭幅や低電力コネクターに対する要望に応えるだけでなく、今日業界で用いられている様々な嵌合タイプおよび電圧タイプに幅広く対応します。」とコメントしている。

モレックスの1.00mmピッチIllumiMateは、1.25mmピッチIllumiMateに比べ50%の省スペースが可能で、また低電圧オプションによって消費電力の低減に寄与する。1.00mmおよび1.25mmピッチ両製品ともに、電圧、極数、ワイヤゲージ別に各種製品が取り揃えられている。

IllumiMate製品群の主な特徴

  • 確実な嵌合保持と省スペース化を可能にするポジティブロックおよびフリクションロック。ワイヤ絡まり防止機能に加え、小窓付きミドルフリクションロックによって視覚的な嵌合確認も可能。
  • 誤嵌合を防止し、嵌合安定性を確保する極性ガイドリブを採用。ガイドリブは、1.00mmピッチ製品ではハウジング上端部、1.25mmピッチ製品ではハウジング中央部に設計。
  • PCBを堅強に保持する幅広のフロント半田タブを採用。
  • デュアルコンタクト端子設計によって、低い挿入力で確実な電気的接触性を確保。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/illumimate.html をご覧下さい。