日本・東京、2018年2月8日 – SABICは、高機能性樹脂として知られるULTEM™樹脂(ウルテム、PEI:ポリエーテルイミド)とNORYL™樹脂(ノリル、PPE:ポリフェニレンエーテル)の世界的な供給能力の増強に関するアジアとオランダでの投資プロジェクトを発表した。SABICはウルテム樹脂の生産能力を拡大するため、シンガポールにある既存のコンパウンド工場の拡張を含めた新たな工場の建設を計画し、2021年上期までの稼働を目標に政府との最終調整を進めている。また、ノリル樹脂と同オリゴマーの生産拡大を図るため、2019年末までにオランダのベルヘン・オプ・ゾームに保有する既存工場での生産を再開する。
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SABIC社2017年モデルMINIカントリーマンの軽量インストルメントパネル・キャリアがSPEオートモーティブ・イノベーション・アワードを受賞
日本・東京、2017年11月13日 – SABICは、米国プラスチック技術者協会(Society of Plastics Engineers:SPE)のオートモーティブ・イノベーション・アワードにおいて、同社の樹脂を用いたBMW Groupの2017年モデルMINIカントリーマン(日本名MINIクロスオーバー)に搭載されているインストルメントパネル・キャリアが、本年度のボディ・インテリア部門賞を受賞したことを明らかにした。
SABIC、フィルムコンデンサー用途に向けた新しいULTEM™ film UTF120を発表
2017年6月26日 – コンデンサーはさまざまな電気製品に搭載され、電子・電気用途において幅広く利用されている。また同分野においては、高温環境下においても長時間にわたって、電流漏れや電荷減少を生じさせることなく、大量の電気エネルギーを蓄えることが可能な、軽量でコンパクトな高エネルギー密度コンデンサーが求められている。こうした市場ニーズに応えるためSABICでは、同社のポリエーテルイミド(PEI)樹脂を用いた新しいフィルム製品としてULTEM™ film UTF120を発表した。
SABICのLEXAN™樹脂で成形した史上最大のリア・クォーター・ウィンドウが、Buickの新世代GL8の MPVに採用
2017年1月18日 – SAIC General Motors(SGM)は、SABICのLEXAN™樹脂(ポリカーボネート樹脂・以下PC樹脂)で成形した世界最大のリア・クォーター・ウィンドウを採用した新世代Buick GL8およびGL8 Avenir高級多目的車(MPV)を中国で販売開始したことを明らかにした。5車種展開する人気車種GL8シリーズは、中国市場で2000年以降700,000台以上の販売実績をもつ主力機種である。
トヨタがプラズマコートを適用したポリカーボネートのリアクォーターウィンドウを業界で初めて導入
日本・東京 – 2016年7月7日 – トヨタの限定スポーツカー86 GRMNは、最高レベルの耐久性を提供するためにプラズマコートを施したポリカーボネート(PC)素材のリアクォーターウィンドウを採用した初の量産車です。 この車は日本限定販売で、今年1月の東京オートサロン2016に出展されました。














