ソルベイ、高電圧対応、高い流動性を備えた新しいコンパウンド製品「ライトン® PPS Supreme」シリーズを発表

  • 再生ガラス繊維と100%再生可能エネルギーを用いて製造

ブリュッセル・ベルギー、2023105 – 高機能性樹脂の世界的サプライヤーであるソルベイは、自動車の電動化における大幅な性能向上を目的としたSupreme(シュープリーム)シリーズに、新しく2種のライトン® ポリフェニレンスルフィド(PPS)コンパウンドを追加しラインナップを拡張しました。新製品の「ライトン® Supreme HV」と「ライトン®Supreme HF」は、xEVの充電時間の短縮および走行距離の延長に寄与し、より快適な運転環境を実現するために開発された製品です。

ソルベイで自動車部門のマーケティング責任者を務めるBrian Balenoは、「自動車メーカーやティア1サプライヤーは、システムのコスト効率を損なうことなく、安全性、信頼性、持続可能性を向上させる方法を模索しています。私たちは常にお客様と協力して課題の解決策を見つけ、私たちの製品ポートフォリオの可能性と専門知識を活かした新たなイノベーションの実現に向けて取り組んでいます」と話しています。

ライトン® Supreme HVは高電圧に対応するPPS材料であり、クラス最高の電気性能を発揮する600Vの比較トラッキング指数(CTI)と、175°C超の相対温度指数(RTI)による優れた耐熱性を兼ね備え、UL94規格でV-0の難燃性を有しています。これらの特性は、パワーエレクトロニクス分野におけるハウジングやチップ・キャリアといったコンポーネントの安全性と信頼性向上に寄与します。

また、ライトン® Supreme HFは高い機械的強度と0.3 mmの薄肉部品を成形可能な高流動性を発揮するPPS材料であり、部品の小型化とパッケージの最適化に貢献します。主な用途としてステーターやインシュレーターに用いられるボビン部品が挙げられ、ライトン® Supreme HFを使用した場合、薄肉化によってコイルの温度を下げることができ、信頼性の高い熱管理が可能になります。

これらの新しいライトン® PPS Supremesシリーズは、2023年10月17日から21日にかけて独フリードリヒスハーフェンで開催される「Fakuma 2023」の期間中にソルベイのブース(ホールB4の4213)にて展示紹介されます。また、10月17日午前11時40分から行われる出展者フォーラムでは、ソルベイの担当者が登壇し、The Supreme range: designed to meet e-mobility challenges and make drivers lives easierSupreme製品ラインナップ:e-モビリティの課題に対応し快適な運転環境を実現)」と題した講演を行います。

ライトン®は、ソルベイ社の登商標です。

ソルベイ_新しいコンパウンド製品ライトン PPS Supremeシリーズを発表