SONGWON Industrial Group、第2四半期堅調な業績を発表

  • 2022年第2四半期の連結総売上:3,427億3,500万KRW
  • 2022年第2四半期の収益:前年同期比で47.7%増
  • 売上総利益率は前年同期比で1.1%増

ウルサン・韓国 – 2022817 – SONGWON Industrial Group(www.songwon.com)は本日、2022年第2四半期の決算を発表しました。前期の好調な勢いを追い風に、当期SONGWONは連結総売上3,427億3,500万KRWを達成しました。これは前年同期比で47.7%増の収益に相当します。2022年6月までの累計売上は、前年同月までの累計売上(4,545億7,800万KRW)比49.8%となる6,811億6,800万KRWを記録しました。2022年上期、SONGWONは前年同期比で5.2%増となる25.5%の売上総利益を達成しました。

位は百万KRW 2四半期 6月までの累計
2022 2021*

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∆% 2022 2021*

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∆%
売上 342,735 232,091 47.7% 681,168 454,578 49.8%
売上総利益 74,567 48,139 54.9% 173,931 92,445 88.1%
売上総利益率 21.8% 20.7%   25.5% 20.3%
営業利益 54,258 21,737 149.6% 111,453 39,080 185.2%
EBITDA 62,902 30,210 108.2% 128,682 56,341 128.4%
EBITDA (%) 18.4% 13.0%   18.9% 12.4%  
金利税引前利益 54,643 22,048 147.8% 112,173 35,322 217.6%
EBIT (%) 15.9% 9.5%   16.5% 7.8%  
当期純利益 38,670 14,973 158.3% 82,097 24,137 240.1%

本年度好調なスタートを切り、第1四半期を堅調な業績で締めくくったSONGWON Industrial Groupは、当期も引き続き各部門で安定した業績を達成しました。インダストリアルケミカルズ部門とパフォーマンスケミカルズ部門は、当期需要が増加し、高い収益性と利益率と共に、堅調な業績を達成しました。

見通し通り、当期も引き続き需要が世界的に安定していたことが追い風となり、インダストリアルケミカルズ部門は当期、連結売上2,604億600万KRW(前年同期:1,757億1,100万KRW)を達成しました。また、2022年上期の同部門の売上は5,092億7,100万KRW(前年上期:3,396億9,800万KRW)を記録しました。さらに収益に関しては、前年同期比で48.2%増および前年上期比で49.9%増という結果となりました。物流遅延の可能性や競合企業に関連する供給の問題を相殺することを目的に顧客が戻ってきたことで、世界的に予測注文数が増えたことが部分的に堅調な業績の上押し要因となりました。また、すべての地域で為替が有利に動いたことも業績にプラスに影響しました。

SONGWONの主力事業であるポリマー添加剤事業部門の売上は、アジアでのロックダウンやロシアとウクライナの情勢によりマイナスの影響を受けているにも関わらず増加しました。さらに物流遅延の影響を抑えるために通常の発注サイクルよりも早い段階で発注を行った顧客から利益が生じた結果、燃料&潤滑剤事業も好調な業績を達成しました。ヨーロッパ、アメリカ、韓国での高需要、現在進められている業界の復興、導入した値上げの効果が追い風となり、当期コーティング事業は見通し通り安定した業績を記録しました。

当期はパフォーマンスケミカルズ部門も堅調な業績を達成し、前年同期(563億8,000万KRW)比で46.0%増となる823億2,900万KRWの増収となりました。同部門の上期の売上は、前年上期(1,148億8,000万KRW)比で49.6%増となる1,718億9,700万KRWを記録しました。当期は世界的な高需要と前もって実施した値上げも同部門の利益に繋がりました。スズ中間体の売上は、工場の最大生産高に見合った水準で推移しました。また、当期前半にはスズ金属の値上げに見舞われましたが、当期後半には元の値段に戻る結果となりました。当期も物流コストの高騰が続き、アジア以外でのPVCの販売が制限されましたが、値上げが収益性にプラスに働きました。発注数量は少なかったものの、ポリウレタン事業部門と熱可塑性ポリウレタン(TPU)事業部門は値上げが功を奏し、増収を記録しました。EMEA、NEA、アメリカからの安定した需要が追い風となり、ワイヤーとケーブル市場でTPUの売上が増加しました。

地政学的リスクや不安定なマクロ経済の情勢、インフレ圧力や物流の問題、材料不足や依然として続く新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえると、下期を迎えるにあたり今後数ヶ月の見通しを正確に予測することは不可能な状況だと言えます。世界情勢を踏まえ物価の引き上げが続いていることを踏まえ、SONGWONは今後数ヶ月間、現在の原料の高需要が続くと予測しています。現在の不安定な状況を考慮し、SONGWONは主要な対象市場において市場浸透戦略を進めつつ、世界の発展状況と需要水準を注視していく予定です。上期の堅調な業績を踏まえ、SONGWONは、今後も引き続き顧客に製品を安定供給し、将来生じる課題に対応するための揺るぎない事業基盤を確保できていると確信しています。

2022年第2四半期のレポートは以下のリンクよりダウンロードいただけます。www.songwon.com/investors/reports-publications