左から右に： ハムダン・アル・ハムダン – パンガルフホールディング取締役、 朴 鍾昊（パク・ジョンホー） – Songwonグループ会長兼CEO、 モハメド・アル・ムヘイリー – ポリシスインダストリー創設者兼マネージングディレクター、 マウリツィオ・ブッティ – SongwonグループCOO （写真提供: 松原産業株式会社）
2011年12月14日 – Songwon Group（松原産業株式会社・本社：韓国ウルサン市、以下Songwon）は、12月13日から15日までアラブ首長国連邦・ドバイで開催されているGPCA（ペルシャ湾岸石油化学協議会）年次フォーラム2011において、パンガルフホールディング（サウジアラビア王国）とポリシスインダストリー（アブダビ首長国）との間で、粉塵の出ないポリマー添加剤パッケージ（ワンパック・システム：OPS）「Songnox® OPS」の製造および販売に関するグローバル提携を発表した。これは最近発表したSongwonグループによる欧州最大手のOPSメーカー・Additives Technology Greiz（以下ATG）社の買収を受け実施されたものである。
このたびSongwonグループ、パンガルフホールディング、ポリシスインダストリーの3社は、ジョイントベンチャーとしてSongwon Additive Technologies AGを設立するための覚書に署名した。今後同社はATGを管理下に置く親会社および中東での製造から販売まで一連の商業ジョイントベンチャーとして事業を展開する。
Songwonグループ会長兼CEOである朴 鍾昊（パク・ジョンホー）は、「中東市場はSongnox OPSにとって戦略的に新たなステップとなるもので、パンガルフおよびポリシスとのパートナーシップはこの地域において更なる成長を我々にもたらす良い機会となるでしょう。当社初の製造ジョイントベンチャーはサウジアラビアで2012年末の稼働を予定しており、さらに次期製造ジョイントベンチャーを2014年初頭にアブダビで稼働させたいと考えています。また売上の伸びに応じ、同地域に営業事業体を設立する予定です。優秀なパートナーとグローバルビジネスベンチャーを設立できたことは、ソンウォンが今まで発信してきたビジネスに対する取り組みや信頼そして成長を続ける我々の業績への評価であると考えています。」とコメントした。
パンガルフホールディングの取締役ハムダン・アル・ハムダンは、「パンガルフは大規模で多様性のある企業グループであり、高品質な製品と効果的なサービスをサウジアラビア王国内の広範な産業分野に提供しています。我々はすべてに対し優秀であるべく全力を尽くすことを誇りとしており、この姿勢は提携先やパートナーに対しても同様です。我々はSongwonおよびポリシスと良好な関係を構築し、共通の価値観とゴールを持つことを誇りに思います。そしてポリマー産業における当社ポートフォリオをより一層多様化できることに期待しています。」とコメントした。
ポリシスインダストリーの創設者でマネージングディレクターのモハメド・アル・ムヘイリーは、「それぞれの分野におけるリーダーとのジョイントベンチャーは、我々のビジネス戦略に合致するものです。中東においてポリマー製造は著しい成長を見せており、中でもポリオレフィンの伸びは目覚ましいものです。この機会を活用し、アブダビにおいて急速に成長する石油化学製品産業にフォーカスすることが我々の目的です。」とコメントした。
Songnox, Songsorb, and Songlight はSongwonの登録商標です。
Songcat, Songbrite, Songcizer and Songstab はSongwonの商標です。
パンガルフホールディングについて
パンガルフグループは1978年に私企業グループとして設立され、主に石油、ガス、石油製品および化学関連の製造、サービス、取引をサウジアラビアと湾岸アラブ諸国市場で展開している。パンガルフグループは全社員3000人に及ぶ9つの会社の業績を管理し、過去5年間高い売上増加率を達成している。またパンガルフグループは同地域における主要な鉄鋼製造会社であり、石油および石油化学工業に向けた複雑な防火設備の設計、供給、設置のリーディングカンパニーである。
ポリシスインダストリーについて
ポリシスはアブダビにおける主要ビジネスグループに属し、石油化学およびポリマー関連産業へのリーディングディベロッパー／投資家として、中東における化学、石油化学、ポリマーダウンストリーム工業への投資、産業振興を展開している。ポリシスは好機を捉え最適な技術によって優れた製品とサービスを顧客へ提供することにフォーカスしている。