ソルベイが再生可能エネルギーの需要に対応するため米国にソーラーファームの開設を発表

ブリュッセル、2018515 ソルベイは、サウスカロライナ州最大のソーラーファームとなるSolvay Solar Energy-Jasper Countyの開設を発表しました。これは、再生可能エネルギーを利用して製造した製品に対する需要拡大への対応を可能にするものです。

再生可能エネルギーを用いて製造した製品の需要に対応するため米国にソーラーファームを開設ソルベイは昨年、今後15年間、71.4メガワットのソーラーファームの再生可能電力証書(RECs)すべてを購入することに同意しました。これは、サッカー競技場500面分に相当する25万基を超えるソーラーパネルの規模になります。Dominion Resources, Inc.社が所有するこのソーラーファームは、2017年12月に委託されています。

「今回の契約は、再生可能エネルギーの供給源を拡大するソルベイの計画の一環として締結されたものであり、ソルベイと再生可能エネルギーを利用するApple社を含むお客様の温室効果ガスの排出を削減することを目的としています。」と、ソルベイのCEO、Jean-Pierre Clamadieu氏は述べています。

「当社は、ソルベイのようなサプライヤーの協力の下で、よりクリーンなエネルギー源に移行する取り組みを進めています。再生可能エネルギーへの投資は、環境にとってもビジネスにとっても有益です。そのためAppleでは現在、電力を100%再生可能エネルギーでまかなっており、ソルベイを含む23社のサプライヤーでも、100%再生可能エネルギーの利用を表明しています。」と、Apple社のVice President of Environment, Policy and Social Initiativesを務める、Lisa Jackson氏は語ります。

ソルベイのSpecialty Polymers Global Business Unitは、6カ国、10カ所の製造施設で、すべてのApple社製品について再生可能エネルギーを100%使用することを誓約しました。ソルベイは、iPhoneのアンテナバンドなど、Apple社製デバイスで使用される材料を供給しています。