IoTゲートウェイ「SIMATIC IOT2020」をArduinoストアで販売

  • 学生やスタートアップ企業に向けた販売網を拡大

日本、2017年3月21日 – 電気・電子部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、同社が独占的に販売しているSIEMENS(シーメンス、本社:ドイツ)の産業用IoT(Internet of Things)ゲートウェイ「SIMATIC IOT2020」(RS品番:124-4037、価格:¥9,999)およびハイスペック版「SIMATIC IOT2040」(RS品番:124-4038、価格:¥27,399)に関して、シングルボードコンピュータのリーディングカンパニーの1つであるArduino(アルドゥイーノ)を公式グローバルリセラーに指定したことを明らかにしました。今後SIMATICゲートウェイ製品は、RSオンライン(http://jp.rs-online.com)での販売に加えて、Arduinoストア(https://store.arduino.cc)でも購入が可能となります。

SIMATIC IOT2000SIMATIC IOT2020およびSIMATIC IOT2040は、各産業分野の既存システム・アプリケーションに適用できるよう設計されたオープンかつフレキシブルなIoTゲートウェイです。イーサネット、USB、microSDといったインタフェースを利用することで、あらゆる機器やネットワークを通じたデータの検索、処理、解析、送信に使用できます。本製品は、Arduino IDEやYocto Linuxといったオープンソースのソフトウェアが利用でき、JavaやC++、JSONといった高水準言語でのプログラミングも可能です。また、オンボード・インタフェースに加えて、ArduinoシールドおよびオンボードPCIeポートによる拡張も可能です。

SIMATIC IOT2020およびSIMATIC IOT2040は、CEやUL等の規格認定を取得し、また手頃な価格帯であることから、教育機関での利用において、学生の皆さまに実用的な開発経験を体験してもらえるプラットフォームを提供します。またスタートアップ企業では、独自アイディアを活用した専門的なアプリケーションやプロジェクトの迅速な開発が可能となります。

このたび公式グローバルリセラーとなったArduinoが開発・販売するプロトタイピング用基板のArduino製品は、オープンソースのシングルボードコンピュータです。技術者だけでなく電子工作愛好家やメディアアートといった幅広いユーザ向けに設計されており、近年では産業用IoTの分野においても活用が進んでいます。SIMATICゲートウェイ製品の販売面においては、アールエスコンポーネンツがビジネスユーザに強みを持つ一方、Arduinoは学生、小規模開発、スタートアップ企業で設計に携わるエンジニアといった個人ユーザを主対象としていることから、販売対象分野を補完することになります。

SIMATIC IOT2020およびSIMATIC IOT2040製品は、当社オンラインサイト「RSオンライン」(http://jp.rs-online.com)にてご購入いただけます。

また、メーカーから直納された正規部品を豊富に在庫し、国内在庫品なら通常翌日配達、海外在庫品は通常4営業日配達を行っています。