Molex(モレックス)のNano-Fitパワー用コネクタの取り扱いを開始

  • 実装効率を向上する新シリーズを少量および大量パックで販売

日本、2016年10月20日 – 電気・電子部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、10月20日より、Molex(モレックス、本社:米国)の高品質コネクタ製品群の最新版「Nano-Fit™パワー用コネクタ・システム」(RS品番:122-4837、122-4844、122-4851、他全54アイテム)の取り扱いを開始します。モレックスのNano-Fit製品は、航空宇宙、防衛、自動車、テレコム、医療、各種産業や家電といった幅広い市場分野での使用に適したパワー用コネクタ・システムです。本製品群はお客様の要望に応じて、研究開発や試作用途に向けた小ロットおよび量産向けの標準MOQの2つの注文形態で対応致します。

MolexのNano-Fitパワー用コネクタの取り扱いを開始電源回りの部品選定の際、実装面積が小さいものの端子が露出しているため損傷の懸念があるヘッダー、もしくは完全に端子が独立しているものの実装面積が大きいヘッダーのいずれかの選択を迫られる場合があります。これに対してMolexの高密度コネクタ・Nano-Fitシリーズは、ヘッダー端子が完全に独立しているため、端子損傷を防止することができます。さらに、実装面積を最大69%削減可能で、最小限に抑えることができる新しいコネクタです。そのため、基板パターンの自由度の向上も実現します。また、Nano-Fitシリーズは、機械的な誤挿入防止キーを備えることで誤嵌合のリスクを低減すると共に、カラーコードの採用によって組み立て時間の短縮化に貢献します。

Nano-Fitパワー用コネクタ・シリーズは、MolexのFitファミリー・コネクタの中でも、高電流容量に対応し、信頼性や省スペース性の向上を実現する最新かつ最小のコネクタです。Fitファミリーには数多くのコネクタ・シリーズが取り揃えられており、高い定格電流を必要とする用途に向けた電線対基板用および電線対電線用等の豊富な組み合わせを提供しています。同製品ファミリーには、最大定格電流が23AのMega-Fit™シリーズや、3.00mmピッチのMicro-Fit 3.0™シリーズが含まれています。

Nano-Fitシリーズのその他の機能:

  • 端子位置固定機構(TPA)によって、ハウジング内の正しい位置に端子をロックし、端子の抜け落ちを低減
  • 超低嵌合力端子の採用によって、オペレータの疲労軽減に寄与すると共に、高密度回路への適合性を向上
  • アンチスナッグ設計を備えたポジティブロック・ハウジングによって、偶発的な端子の脱落を防止
  • クリック音によって嵌合を確認
  • ワイヤスナッグによる損傷からラッチを保護
  • リテンション・タングとコンタクト・リブによって、接触安定性を向上
  • 4つの接点を備えた端子インターフェースによって、長期的な性能および信頼性を確保

今回取り扱いを開始するMolexの「Nano-Fit™パワー用コネクタ・システム」は、当社オンラインサイト「RSオンライン」(http://jp.rs-online.com)にてご購入いただけます。

また、当社では国内在庫品は通常翌日配達、海外在庫品は通常4営業日配達を行っています。これにより、商品をお客様へ可能な限り素早く届けることに努めています。