REC社、ルーフトップアプリケーション向け 高性能TwinPeakシリーズ太陽電池パネルの供給を全世界で展開

REC TwinPeakシリーズ

2014年9月30日 – REC社(欧州最大手の太陽電池パネル製造・販売企業)は、新たな高性能太陽電池パネルの生産開始について発表を行いました。今週ドイツ・ミュンヘンで開催された年次のパートナーイベントにて初公開されたREC TwinPeakシリーズは、パネル変換効率17%で出力275WPを実現し、主に住宅および商業施設(店舗、工場、倉庫など)の屋根を対象としたルーフトップアプリケーション市場における新しいソリューションです。

この新たな高性能太陽電池パネルは、”120枚の多結晶ハーフカットセル、4本バスバー、PERCテクノロジーおよびスプリットジャンクションボックス”という特徴を持ち、設置における面積効率の向上に寄与する製品です。従来品と比較し、パネルレベルで1枚当たり約+10WPの出力上昇を実現しました。

これまでRECが市場投入してきた太陽電池パネルと同様、このTwinPeakシリーズ太陽電池パネルも100% PIDフリーであり、また、厳しい気候条件(高温湿潤環境)においても低い電力損失を達成しています。
* REC TwinPeakシリーズ太陽電池パネルの生産および出荷は2015年Q1に開始される予定です。

REC TwinPeakシリーズ

このTwinPeakシリーズ太陽電池パネルで採用された3つのユニットで構成されるスプリットジャンクションボックスは、優れた放熱効果を有しパネルの信頼性を高め、且つ、設置時の配線においてパネルレイアウトの自由度の向上に寄与します。更に、レーザーカットされたハーフカットセルは電気的抵抗が低く、結果、出力の上昇に貢献しています。また、PERC構造による吸光改善と4本バスバーによる電流の収率上昇がパネルの効率と信頼性を高めています。

「新製品であるTwinPeakシリーズはRECが推進している継続的な技術改善と製品開発の成果が結実した最新例です。私たちが提供するこの新製品は、ルーフトップアプリケーション市場において、単結晶太陽電池パネルの効率と性能に匹敵する多結晶太陽電池パネルとしての最新ソリューションです。」と、Cemil Seber(RECの製品マーケティング・グローバルディレクター)は述べています。

市場調査グループは、世界の主要地域における住宅、商業、工業市場に大幅な成長を見込んでいます。Bloomberg New Energy Finance(BNEF)は、主にヨーロッパと米国において、2030年までに屋根のソーラー生産力が1テラワット追加されると予測しています。またGTMリサーチは、2014年米国の住宅、商業市場の2桁成長を予想しています。REC社は、シンガポールのようなアジア諸国と同様、イギリス、ドイツにおいても電気料金の値上げやソーラーシステムの経済的価値を改善し続けることによってルーフトップアプリケーション分野の需要が増大すると注目しています。特にドイツでは、商業レベルでの自己消費型システムの著しい可能性に目を向けています。

このTwinPeakシリーズ太陽電池パネルの販売開始は、産業向けのソリューションとして開発された72-セル太陽電池パネルに次ぐものです。
REC TwinPeakシリーズパネルは、完全にオートメーション化されたシンガポールの自社製造設備で生産されます。

技術に関する詳細は、REC Whitepapersをご参照ください。

RECは、2014年10月14日~16日にバーミンガムで行われるソーラーエナジーUKでREC TwinPeakシリーズ、及びRECピークエナジーシリーズパネルを展示します。(BPVAブース148)また、2014年10月21日~23日は、ラスベガスで行われるソーラーパワーインターナショナルで展示します。(ブース357)