REC製太陽電池パネル、IKEA仙台の屋上へ導入

RECのソーラーパネルが採用されたIKEA仙台の太陽光発電システム

独ミュンヘン 2014年9月24日 – REC社(欧州最大の太陽電池パネルメーカー)の太陽電池パネルが、IKEA仙台の屋上に設置されました。家具販売のリーディングカンパニーであるIKEAは、自社の屋上で発電された電力を店舗内の空調システムや電気自動車、電動フォークリフト、店内照明、セキュリティーシステムに利用する計画です。さらにこのシステムは周辺地域に大規模な停電が生じた際に、即座にREC製太陽電池パネルが生み出す電力を地域の緊急サービスやその他必要な拠点に転送できる仕様となっています。

1,880枚のRECピークエナジー太陽電池パネルからなる、総発電量479.4kWpのこの太陽光発電システムは、イケア・ジャパンによって所有され運用されます。これは、再生可能エネルギーを最大限に活用するというIKEAの長期的コミットメントを反映しているものです。店舗の屋上には広大なスペースがあり、設置や天候の面からも、太陽光は最も利用しやすい再生可能エネルギー資源ですこのプロジェクトは、年間500,000kWh以上のクリーンな電力を生み出します。既にREC社は高い品質で、海外のIKEAに太陽光発電システムを供給しています。イケア・ジャパンが本プロジェクトにおいて、その総合的な高品質と合わせて、信頼のおけるパートナーとしてREC社を選んだことは自然な選択といえます。REC社が昨年度出荷した約300万枚の製品のうち、若干300件程度のみが保証交換となったという、その並はずれた低いクレーム率がその品質の証です。

2011年に仙台を襲った大地震と津波の直後、イケア・ジャパンは宮城県東北部において、避難施設用の毛布、照明、食料の運送などの支援を実施しました。それ以来継続的に被災地に対するサポートを行っています。この新しいIKEA仙台の店舗における太陽光発電プロジェクトは、この地域に対する更なる支援となるでしょう。RECピークエナジー太陽電池パネルは、自然災害が発生した際、病院や学校のような極めて重要な施設に安定した電力の確保に貢献します。

REC Solar Japan株式会社の代表取締役である関口 剛は、「REC社がこのスマートエネルギープロジェクトに選ばれたことに大変喜びを感じています。」と話しています。また、「自然災害が起こった際のエネルギー供給問題を考慮すると、ここに実装された太陽光発電システムは極めて重大なものです。REC社は東北地方における災害対策に貢献できることを誇りに思っております。」と続けています。

2011年の福島原発危機後におけるIKEA仙台の自己消費型産業用システムの設置には、REC社の専門的技術が存分に生かされてます。