業界最多の射出成形機累計出荷台数14万台を達成

2021年1月14日 – 日精樹脂工業㈱(社長・依田穂積、本社・長野県埴科郡坂城町)は、プラスチック製品の加工に欠かすことのできない射出成形機の専業メーカーとして、多彩なラインナップを取り揃え、国内外のプラスチック成形加工メーカーの個々のニーズにお応えしています。
その射出成形機の出荷台数が、昨年12月に累計14万台を突破したことをお知らせいたします。

1947年にプラスチック成形加工業で創業した当社は、1957年に機械メーカーに転身、射出成形機の専業メーカーとして、仕向け先の業種のニーズに合った成形機や成形技術、成形システムの開発、生分解性樹脂など新素材への対応も積極的に展開してきました。

また当社は、本社工場に加え、2009年より中国・タイ・米国に3つの海外工場を順次開設し、昨年1月にはイタリアの同業メーカー最大手「ネグリ・ボッシ」を子会社化し、世界5極の生産体制によりグローバル市場に向けて射出成形機を供給しています。直近では、コロナ禍による海外工場の稼働停止措置等も経験しましたが、長期的には各工場での生産機種・数量など生産能力を順次拡大し、順調な稼働を続けています。

累計14万台という出荷台数は、国内成形機メーカーでは業界最多(当社調べ)であります。なお、ネグリ・ボッシを含めたグループ全体の累計出荷台数は、191,500台超であります。

累計出荷14万台の達成につきましては、偏に当社機をお使いいただいているお客様のご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。ネグリ・ボッシがグループ傘下に加わったことで、当社グループは型締力7トンから7,000トンまで、汎用機から専用機までをフルラインナップで提供可能となったほか、日精樹脂とネグリ・ボッシの相互補完によって販売・サービスネットワークが拡充され、世界中のお客様をより広範にサポートすることが可能となりました。今後も、単に設備機械を販売するのではなく、成形加工技術を含めた当社独自のご提案で、お客様のご要望にきめ細かくお応えしてまいります。 

【これまでの出荷推移】

販売第一号機のYD-2型(1957年)