日本モレックス、ハウジングに一体型のハーネスロック機構を備え、確実な電気接触と嵌合保持を実現する「Micro-One電線対基板用コネクター」を発表

2020年10月7日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、ハウジングとハーネスロックパーツを一体型にし、確実な電気接触と嵌合保持を実現する「Micro-One電線対基板用コネクター」を発表しました。

一体型のハーネスロック機構を備えたMicro-One電線対基板用コネクターを発表モレックスのMicro-Oneは2.00mmピッチのコンパクトな電線対基板用コネクターです。通常、後付け部品として提供される独立型セカンダリーロック(ISL)を、リセプタクルハウジングと一体成形しているため、部品点数の削減とハーネス作業の簡素化を実現できます。本製品はこの一体型のISL機構により、端子がハウジング内に完全に収まる構造が採られており、不完全な端子挿入と偶発的な脱落を防止することができます。高い圧着端子保持力を持ち、優れた嵌合保持力と確実な電気接触を提供します。

本コネクターは、ISL一体型リセプタクルハウジング、ストレートヘッダー、ライトアングルヘッダーで構成されています。対応するケーブル径は22、24、26、28AWG、極数展開は1列2~8極と市場ニーズの高いバリエーションを用意しています。色は黒が標準品ですが、オプションとしてナチュラル(アイボリー)色もあります。またISL一体型リセプタクルハウジングは、端子を挿入しISLを閉じてロックした際の長さが11.30mmとコンパクト設計のため、軽量化と実装スペースの節約に寄与します。

Micro-One電線対基板用コネクターの主な特徴

  • 独立型セカンダリーロック(ISL)とりセプタクルハウジングの一体成形により、部品点数削減し、ハーネス作業を簡素化
  • ストレートヘッダーの嵌合高さは20mm、同ライトアングルヘッダーは16.20mmと低背設計
  • UL/CSA規格認定取得製品で信頼性を確保

本コネクターは、冷蔵庫、エアコン、温水ガスヒーターなどの民生機器、パワーツール、テスト装置、ロボット、FA、ドローン、自動販売機などの産業機器といった用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイトhttp://www.japanese.molex.com/link/micro-one.htmlをご覧下さい。