日本モレックス、5G通信をはじめ各種の通信方式に対応した外付けアンテナ6製品を発表

2020年3月9日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、さまざまなワイヤレスおよびネットワーク機器に向けて、5G通信をはじめとした各種通信方式に対応した外付けアンテナ6製品を発表しました。モレックスの新しい外付けアンテナは、「5G」「LTE」「Wi-Fi(2.4/5.0GHz)」「Bluetooth」の各種通信方式に対応した6製品です。

5G通信対応など外付けアンテナ6製品を発表LTE/5G外付けアンテナは、2G/3G/4G/5Gモジュールおよびデバイス用に設計されており、高い効率とピークゲインで優れたカバレッジと信頼性を提供し、さまざまなワイヤレスおよびネットワークアプリケーションに適しています。嵌合方式はSMA-JとRP-SMA-Jに対応し、LTE向け(213523シリーズ)と5G向け(214429シリーズ)の2製品が用意されています。

またWi-Fi/Bluetooth外付けアンテナは、さまざまな構成で入手可能で、無線およびネットワークアプリケーションにおいて高いRF性能と信頼性を提供します。それぞれBluetoothとWi-Fiシングル(2.4GHz)およびデュアルバンド(2.4/5GHz)に対応し、嵌合方式はSMA-J/RP-SMA-JおよびI-PEXが利用可能で、4製品が用意されています。

本製品は小型デバイスへの搭載に適したコンパクト設計で、LTE/5G向けアンテナのサイズは、ストレートモードが171.50 x 19.40mm、折り畳みモードでは151.00 x 19.40mmです。Wi-Fi/Bluetoothアンテナは、ストレートモードが108.40 x 9.35mm、折り畳みモードは87.80 x 9.35mmで、I-PEXタイプは104.00 x 9.40mのストレートモードのみです。

LTE/5G外付けアンテナの主な特徴

  • SMA-JおよびRP-SMA-Jの取り付けオプション、ストレートモードおよび折り畳みモードを備え、設計の柔軟性を提供
  • GSM、CDMA、UMTS、LTE、5G NRおよびその他の携帯電話の周波数帯をサポートするマルチプロトコルソリューションであり、多様なアプリケーションに適合
  • SMA-JおよびRP-SMA-Jの両タイプ共に垂直面で90°、SMA-Jコネクターは水平面で180°回転でき、優れた指向性カバレッジを提供
  • すべての主要な携帯電話の周波数帯で高い効率とピークゲインで安定したワイヤレス接続を提供

2.4および5GHz Wi-Fi/Bluetooth外付けアンテナの主な特徴

  • I-PEX、SMA-J、RP-SMA-Jの取り付けオプションおよびストレートモードと折り畳みモードを備えたシングルおよびデュアルバンドコネクターによって、設計の柔軟性を提供
  • 4および5GHz Wi-Fi/Bluetoothをサポートするマルチプロトコルソリューションであり、多様なアプリケーションに適合
  • SMA-JおよびRP-SMA-Jタイプは垂直面で90°、SMA-Jコネクターは水平面で180°回転でき、優れた指向性カバレッジを提供
  • 最大3 dBiのピークゲインと80%の効率を備えたデュアルバンドアンテナによって、強力で安定したワイヤレス接続を提供

本アンテナは、セキュリティおよび監視、ホームオートメーション、ホームストリーミング、スマートアプライアンス、エネルギーおよびユーティリティなどのコネクテッドホーム、ワイヤレスソリューションなどのIoT、インフラストラクチャなどのテレコミュニケーション/ ネットワーキング、商用車のネットワーキングといった用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイトwww.japanese.molex.com/link/wifi-external.htmlをご覧下さい。