日本モレックス、基板対基板コネクター「SlimStackバッテリーシリーズ」に最大11Aの電源供給に対応したリセプタクルとプラグを追加

2020年2月26日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、スマートフォンやタブレットPC、携帯型医療機器といった各種モバイル機器のバッテリーや電源用途向け基板対基板コネクター「SlimStackバッテリーシリーズ」に、リセプタクル(207419)およびプラグ(207420)製品を追加しラインアップを拡充しました。

SlimStackバッテリーシリーズにリセプタクルとプラグを追加モレックスのSlimStackバッテリーシリーズは、電源ピンと信号ピンの両コンタクトを備えたコンパクトなハイブリッドコネクターであり、電源コネクターに信号用ラインを組み込むことで省スペース化を実現する、0.40mmおよび0.80mmの狭ピッチかつ嵌合高さが0.60~0.80mmと低背な小型製品です。

このたび追加されたリセプタクルとプラグは0.8mmピッチで、最大11Aの電源供給に対応でき、小型化および高電流化が求められるモバイル機器の電源用途に適合しています。

SlimStackバッテリーシリーズ 207419(リセプタクル)/207420(プラグ)の主な特徴

  • 1ピン当たり5A通電可能な電源ピンで、最大11Aの電源供給が可能。
    (信号ピンとして使用も可能で、その際は1ピン当たり0.3A)
  • コンタクトには2面接点のデュアルコンタクト設計を採用し、接触信頼性を確保すると共に、衝撃や振動が加わった際にも確実な接触を維持
  • 位置合わせ(アライメント)エリアを広く確保することで、組立作業の迅速化および高効率化を実現

本コネクターは、スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットPCなどのモバイル機器をはじめ、携帯用の音楽プレーヤーやナビゲーション機器などの民生品、携帯型の患者モニタリング機器や内視鏡用光源、バッテリーなどの医療機器用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/slimstack.html をご覧下さい。