日本モレックス、確実な嵌合を実現し、多様な構成、極数、電流に対応する「CLIK-Mate電線対基板用コネクター」を発表

2020年2月17日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、確実な嵌合を実現し、多様な構成、極数、電流に対応する「CLIK-Mate電線対基板用コネクター」を発表しました。

CLIK-Mate電線対基板用コネクターを発表モレックスのCLIK-Mate電線対基板用コネクターは、限られたスペースでより多くの信号線を接続することを目的として設計されており、1.25、1.50、2.00mmピッチの3つのピッチサイズを用意しています。本製品は、ロック機構としてインナーポジティブロックを採用しており、確実な嵌合保持が得られるとともに、「カチッ」という明確なクリック音で嵌合の確認ができます。また、チューニングフォーク(音叉)形状の端子構造により、嵌合時のヘッダーターミナルの座屈を回避する設計になっており、低挿入力かつ確実な接触を実現します。ヘッダー側には強化された金属ソルダータブを搭載し、より確実な基板実装保持が可能です。

CLIK-Mateの製品ラインアップは、1.25mmピッチ製品が1列構成で2~15極、1.50mmピッチ製品が1列構成で2~15極、2列構成で8~34極、2.00mmピッチ製品が1列構成で2~15極のバリエーションです。ヘッダーは各ピッチ製品ともストレートタイプとライトアングルタイプを用意し、1.50mmタイプにはボトムエントリータイプもあり、広範な製品バリエーションがあります。

CLIK-Mate電線対基板用コネクターの主な特徴

  • インナーポジティブロック機構によって、作業者にやさしい低挿入力とクリック感を実現
  • チューニングフォーク型デザインを採用したコンタクトによって、確実な嵌合とヘッダー端子の座屈を防止
  • 吸着用フラットエリアによって、自動実装に対応
  • 補強金具フィッティングネールによって、確実な基板保持を実現

本コネクターは、ゲーム機、LCDやTV用パネルなどの民生用品、インフォテインメント、インテリアミラーなどの車載機器、LED照明モジュール、オフィスのダウンライトなどの照明機器、スキャナー、スマートグリッドメーターなどの産業機器、患者モニター、手術機器などの医療機器などの幅広い用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/clikmate.html をご覧下さい。