日本モレックス、プロトタイプ作製およびグローバル生産に対応する「OTS Mini-Fit Sr.ディスクリートワイヤーケーブルアセンブリ」を発表

2020年1月27日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、複数のケーブル長を揃えたプロトタイプ作製およびグローバル生産に対応する「オフ・ザ・シェルフ(OTS)Mini-Fit Sr.ディスクリートワイヤーケーブルアセンブリ」を発表しました。

OTS Mini-Fit Srディスクリートワイヤーケーブルアセンブリを発表01モレックスのOTS Mini-Fit Sr.ディスクリートワイヤーケーブルアセンブリは、さまざまな既存のモレックスコネクターと併用できるディスクリートケーブルアセンブリです。標準品として在庫販売されるため、開発プログラムと製造プログラムの両方で利用できます。米国のUL 1015規格およびEU RoHSに準拠しており、電子機器のアプリケーションでそのまま使用することが可能で、設計時間やリソースを削減し、設計、プロトタイプ作製、生産を容易にします。

OTS Mini-Fit Srディスクリートワイヤーケーブルアセンブリを発表02本製品は、10mmピッチでAWG8のワイヤーゲージの単列リセプタクル型ケーブルアセンブリで、回路は2、3、4極、ケーブル長は150、300、1000mmを展開しています。デュアルビーム端子設計によって、優れた接触信頼性を提供します。また、高電流(46.0〜50.0A)の絶縁コンタクトによって、ハイパワーサーバーや通信、産業機器の要件に適合します。

OTS Mini-Fit Sr.ディスクリートワイヤーケーブルアセンブリの主な特徴

  • 米国のUL 1015規格に準拠しており、電子機器のアプリケーションでそのまま使用することが可能で、設計、プロトタイプ作製、生産が容易
  • EUの電気・電子機器に関する法律のRoHS指令に準拠しており、設計時間やリソースを削減
  • デュアルビーム端子設計によって、優れた接触信頼性を提供
  • 高電流(0〜50.0A)の絶縁コンタクトによって、ハイパワーサーバーや通信、産業機器の要件に適合
  • 分極ハウジング設計で誤嵌合を防止
  • ターミナル位置固定機構(TPA)で端末のバックアウトを防止

本コネクターは、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品、ルーター、スイッチなどのネットワーキング、建設機械、セミトラックなどの商用車、オートメーション機器、ベルトコンベアーなどの産業機械といった用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイトhttp://www.japanese.molex.com/link/otscableassemblies.htmlをご覧下さい。