日本モレックス、1ポートあたり400Gbpsの転送速度に対応する電気通信/ネットワーク用途向け「zCD相互接続システム」を発表

2018年9月18日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、高帯域幅の次世代アプリケーションに向けて、優れた信号整合性(SI)、電磁干渉(EMI)保護、熱冷却機能を備え、1ポートあたり最大400Gbpsまでの転送速度に対応可能な「zCD相互接続システム」を発表しました。

1ポートあたり400Gbpsの転送速度に対応するzCD相互接続システムを発表モレックスのzCD相互接続システムは、電気通信ネットワークやデータセンターなど、常に帯域幅増大への対応が求められる用途に適した、高密度かつ高速転送可能なI/Oコネクターです。

zCD相互接続システムは、ポートあたり0.75mmピッチと小型サイズでありながら、最大400Gbps(16レーンで25Gbps)の転送速度に対応し、高密度な接続を実現します。

zCD相互接続システムの主な特徴

  • 3種類のダイキャストケージが利用でき、いずれもメカニカルキーイング機能によって誤嵌合を防止
  • 優れた温度管理機能を提供するサーマルモジュール
  • 30AWGツイナックスケーブルの利用によってケーブルバンドルのサイズを低減すると共に、ケーブルの柔軟性を実現したケーブルアセンブリー
  • コネクターからケーブルを簡単に引き出せるラッチを装備
  • 堅牢でシンプルなプレスフィット実装

本コネクターは、電気通信/ネットワークにおけるコアスイッチやルーター、データセンターでのエンタープライズコンピューティングやスイッチなどの用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/zcd.html をご覧下さい。