日本モレックス、最大20のModbusスレーブを管理可能なPROFIBUS用ゲートウェイ製品「PROFIBUS-Modbusシリアルゲートウェイ」を発表

2018年3月8日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、Modbus(モドバス)シリアルプロトコル上でPLC(プログラマブルロジックコントローラ)とフィールドデバイスを接続するPROFIBUS用のゲートウェイ製品「PROFIBUS-Modbusシリアルゲートウェイ」を発表しました。本製品の利用に際しては特別なトレーニングや経験、従来型の複雑な設定ツールが不要なため、迅速な導入と費用効果の高いソリューションを提供します。

最大20のModbusスレーブを管理可能なPROFIBUS-Modbusシリアルゲートウェイを発表モレックスのPROFIBUS-Modbusシリアルゲートウェイは、特別な設定ツールを使用せずに、産業用フィールドバスコントローラとModbusシリアルネットワーク間のリアルタイムデータ交換を可能にします。また容易に構成できる上、マスタおよびスレーブとして動作可能な多様性を備えています。

Modbusは米Modicon社がPLC用に開発した通信プロトコルで、産業用電子機器の接続で広く利用されています。近年、産業用IoTの実現に向けたインダストリー4.0が急速に進展しています。モレックスのシリアルゲートウェイは現在および将来に向けたオートメーションインフラに適した製品です。

PROFIBUS-Modbusシリアルゲートウェイの主な特徴

  • Modbusのマスタおよびスレーブとして動作するトランスペアレントモードによって、追加の装置が不要
  • コードを書かずにマスタへの統合が可能
  • PROFIBUSマスタによって自動的に再構成が行われるため、ネットワークの拡張が容易
  • 最大で20のModbus ReadおよびWriteコマンドとCyclic、Change of State、Onceトリガーを管理可能
  • GSDMLファイルを用いて構成できるため、複雑な構成ツールが不要

本製品は、自動車組み立てラインや資材搬送などのFA用途、廃水処理、食品産業、石油・ガス、医薬品などのプロセスコントロール用途のほか、ロボットコントローラー、複合機械やCNC装置といった機械製造用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/profibus.html をご覧下さい。