米メルー・ネットワークス社、社長兼CEOにバミ・バスタニ氏が就任

メルーの更なる成長、技術リーダーシップ、世界市場における躍進、
そして高い技術と専門知識を有する組織作りを牽引

新しく社長兼CEOに就任したバミ・バスタニ(Dr.)

新しく社長兼CEOに就任したバミ・バスタニ(Dr.)

2012年3月30日 – 無線LAN規格IEEE802.11nによる企業内ワイヤレスネットワーキングのパイオニアである米Meru Networks, Inc.(NASDAQ:MERU、以下メルー)は、新たな社長 兼CEOにバミ・バスタニ(Dr.)が就任したことを明らかにした。また併せてバスタニ氏は取締役会のメンバーとなり、今後、メルーおよび同社次世代仮想ワイヤレスLANソリューションにおける技術的リーダーシップの確立、収益の成長や世界市場での展開に加え、数十億ドル規模のワイヤレスネットワーキング市場において大きなシェアの獲得に最適化した高い能力と専門知識を備えた組織の構築にフォーカスすることで、メルーのさらなる成長を牽引する。

取締役会副会長でありCEOリクルート委員会メンバーのバリー・A・ニューマンは「ワイヤレスLANの市場は控えめに考えても2011年から2014年の間で36%の成長が見込まれています※。」としており、「計り知れない成長性を持つ今日の市場を最大限活かすことのできる人物を選ぶため、取締役会は非常に厳しく選定を行いました。バスタニ氏をメルーに迎えることができ非常に光栄に思っています。彼は公的機関および私企業の重役として優れたリーダーシップを発揮し、極めて生産性の高い組織作りをしてきた卓越した実績により選ばれました。バスタニ氏は競争の激しい市場において株主価値を高めてきた実績を持ち、技術面での優位性と世界市場における成長を確実なものにしてくれることでしょう。」とコメントしている。

また、メルーの取締役でCEOリクルート委員会メンバーのハリー・コッパーマンは「このたびの選考に際し、テクノロジー界の最も優秀な人材が我々のリクルーティングに多数応募して頂き、傑出した候補者の中から選定するという幸運に恵まれました。これはメルーで働くということの価値の証だと考えています。バスタニ氏を任命したことで会社に新たな才能とリーダーシップが持ち込まれることは間違いなく、彼をメルーに迎えることに非常に光栄に思っています。」と話している。

これまでにバスタニ氏はモビリティ、民生品およびブロードバンド関連企業において、社長、CEOおよび取締役を歴任してきた。その中にはTrident Microsystems, Inc.およびAnadigics, Inc.の社長 兼CEOの経験も含まれており、加えてFujitsu Microelectronics、National SemiconductorおよびIntel Corporationで取締役を務めた経験を持っている。バスタニ氏はAmerican Electronics Association(現TechAmerica)により、同協会のNew Jersey High-Tech CEO Hall of Fameに名を連ねるという形で業績を賞されており、また同氏は様々なメディアにおいて自身のビジネス観を語っている。バスタニ氏はオハイオ州立大学から固体電子光学の博士号を取得し、同大学で特筆すべき卒業生に贈られるDistinguished Alumni Awardを授与されフェローとなったほか、ECE審議会に名を連ねている。同氏はアーカンソー大学において電気工学理学士の学位を授与されており、3つの米国特許を保有している。

バスタニ氏は「現在のように活気ある時期にメルーに加われることを幸せに思っております。世界的なワイヤレスへの移行傾向により今後もワイヤレス・インフラの重要性が高まり、ワイヤレスLANソリューションは今まで以上にITの中心になっていくことが期待されています。設置および運用の容易さ、信頼性、スケーラビリティ、密度、BYOD(Bring Your Own Device、私用端末の会社への持込)に対応するサービス品質が強く求められている現代において、メルー独自のバーチャルセルによるシングルチャネルワイヤレス技術は、シンプルで効果的なソリューションを提供します。これこそ、私がメルーの株主、従業員そしてパートナーのために活用していこうと考えているものです。重役チーム、取締役会そして従業員の皆さんと一緒に、メルーをより一層成長させていく機会を楽しみにしております。」とコメントしている。

 

将来展望関連の記述に対するご注意
本プレスリリースには将来展望に関する記載が含まれています。一例としては、バスタニ氏がメルーを率いて会社および製品・ソリューションを、技術面でのリーダーシップ、売上成長、世界市場での躍進、高い能力と専門知識を有する、ワイヤレスネットワーキング市場において大きなシェアを獲得することに最適化した組織作りにフォーカスさせることで、次なるステージにのぼらせる能力、競争の激しい市場セグメントにおける株主価値の向上および技術面での優位性と世界規模での成長を牽引しメルーを可能な限りの高みに成長させる能力、およびワイヤレスLAN市場の成長性に関するものが含まれますが、それに限定されるものではありません。こういった将来展望に関する記述はリスクと不確実性を伴います。リスクの中には、メルーのソリューションを含む市場が弊社の見込みほど伸長しない可能性、弊社が全世界規模での顧客ベースを拡大するプランの実行、売上伸長、潤沢な新製品のパイプライン開発、ポテンシャルの最大限までの成長などを達成できない可能性、および2012年3月15日付米証券取引委員会(SEC)登録のForm 10-Kほかの書類によりメルーの年次報告書内”Risk Factors”に記載されているその他のリスクや不確実性が含まれます。また、これらの将来展望に関する記述は、それらが最大限に実現しないまたは誤りであった場合、我々の業績が将来展望として記述または暗示されていたものから著しく変わりうるような想定条件も含みます。弊社はそれらの将来展望に関する記述を、概ね弊社財務状況、業績、ビジネス戦略および財務ニーズに影響を与えると思われる将来事象・経済トレンドに関する現時点における予想・予測に基づいています。本プレスリリース内の将来展望に関する全ての記述は記載日において弊社が手にすることができる情報に基づいており、弊社は新情報、新規開発その他のいずれに起因するものであっても当該記述をアップデートまたは修正する義務を負いません。

 

※ The Global WLAN Equipment Market 2011-2014は、業界エキスパートからのインプットによる綿密な市場分析に基づいています。アメリカ、EMEA及びAPAC地域を対象としており、今後数年の無線LAN設備の世界市場展望と成長見込みをカバーしています。Infiniti Research Limited, February 2012