SABIC_BSRノイズを低減する着色可能なPTFEフリーのLNP LUBRILOY N2000コンパウンドを発表

SABIC、BSRノイズを低減する着色可能なPTFEフリーのLNP™ LUBRILOY™ N2000コンパウンドを発表

日本・東京、2022年1月6日 – 化学業界のグローバルリーダーであるSABICは、本日、自動車の室内で発生するBSR(バズ・軋み・ラトル、Buzz-Squeak-Rattle)ノイズの防止に寄与する、自己潤滑性に優れた「LNP™ LUBRILOY™(ルブリロイ)N2000コンパウンド」を発表した。この新しいLNPコンパウンドは、非晶性樹脂ブレンドをベースとした製品で、成形着色性と塗装性を兼ね備えている。この独自に開発した相溶化オレフィン系アロイは、シリコーンやポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含有していない。標準的なPC/ABSをこの革新的な材料に直接置き換えることで、自動車OEMや部品サプライヤーは、成形部品間の摩擦やスティック・スリップと呼ばれる振動現象を大幅に低減し、不要なノイズを抑制または防止することができる。

LEXAN樹脂を用いたリアクォーターウィンドウに関する研究成果を発表

SABIC、LEXAN™樹脂を用いたリアクォーターウィンドウに関する研究成果を発表、部品統合、スタイリング、空力学におけるメリットを報告

日本・東京、2021年12月2日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは本日、LEXAN™ポリカーボネート(PC)樹脂を用いた自動車リアクォーターウィンドウのデザインに関する研究成果を発表した。このたびの研究では、差別化されたスタイリングの実現、部品の集約、機能の統合、空気力学性能の向上など、LEXAN樹脂の使用によるメリットが報告されている。

新たなNORYLポリオールを発表、MDI-BDOキャスト・ポリウレタンの性能を向上

SABIC、新たなNORYL™ポリオールを発表、MDI-BDOキャスト・ポリウレタンの性能を高め、TDI-MOCA硬化システムの代替を提案

日本・東京、2021年11月18日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)とポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)をベースとしたホットキャスト・ポリウレタン(PU)の性能を大幅に高める「NORYL™ AP2001G」芳香族ポリオールを発表した。

SABIC、新しいSUPERFLOW ULTEM™樹脂を発表、バーンインテストソケット(BITS)や電子デバイス給電コネクターの微小化を可能に

日本・東京、2021年11月4日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、電子デバイスのさらなる小型化・軽量化に向けた電子部品微小化のトレンドに対応するため、高流動性を特徴とする新製品Superflow ULTEM™(スーパーフロー・ウルテム)樹脂2製品を発表した。新たな製品は、流動性とウェルド強度をバランス良く兼ね備えたSuperflow ULTEM SF2250EPR樹脂と、より高い流動性を発揮する同SF2270樹脂の2種である。

再生可能原料を用いたULTEM樹脂を発表

SABIC、再生可能原料を用いたULTEM™樹脂を発表、世界初となるバイオベースの高性能非晶性ポリマーによってお客様の持続可能性目標の達成を支援

日本・東京、2021年10月26日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、本日、これまでの同社ULTEM™(ウルテム)樹脂と同様の高性能と加工性に加えて、お客様の持続可能性目標の達成に貢献するバイオベースのULTEM樹脂を発表した。この画期的なポリエーテルイミド(PEI)材料は、業界で初めて再生可能原料を用いて認証を取得した高性能非晶性ポリマーである。

LNP ELCRES EXLコポリマーがREALME社のスマートフォンに採用a

SABIC、LNP™ ELCRES™ EXLコポリマーがREALME社のスマートフォンに採用、難燃性に優れた超薄肉部品を実現し、新たな安全規格IEC 62368-1への対応に貢献

日本・東京、2021年9月21日 – 国際電気標準会議による消費者用電気機器に向けた新しい安全規格IEC 62368-1の施行を受け、多くのメーカーは、より高性能な難燃(FR)材料を必要としている。こうした中、SABICは、中国の大手スマートフォン・メーカーであるRealme社が、同社製スマートフォンRealme C25のバッテリー用エンクロージャーの成形素材にSABICのLNP™ ELCRES™(エルクレス)EXL7414コポリマーを採用したことを明らかにした。

独自の色と特殊効果を特徴とする最新のLNP VISUALFXポートフォリオを発表a

SABIC、カラーでのイノベーションに着目した最新のLNP™ VISUALFX™ポートフォリオを発表

東京・日本、2021年9月15日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、最新のLNP™ VISUALFX™(ビジュアルエフエックス)樹脂ポートフォリオを発表した。このポートフォリオは、新しい美的トレンドの研究を通じて開発されたSABICの新しいExpression 2021 / 2022カラーパレットから独自の色と特殊効果を特徴としたものである。色、素材、加工(CMF)分野のデザイナーやエンジニアは、今回の研究を通じて明らかになった消費者の好みを元に開発されたこのポートフォリオでインスピレーションを得ることができ、新しい5G対応モバイル・デバイスやモノのインターネット(IoT)アプリケーションの開発に活かすことができる。新しいLNP VISUALFX素材に加えて、グローバルなCOLORXPRESS™カスタム・カラーやカラー・マッチング・サービスなど、SABICでは総合的なカラー製品を取り揃えている。

車載コンデンサ向けELCRES誘電体フィルムの検証結果をPCIM ASIA 2021展で発表

SABIC、150℃高温対応車載コンデンサにおけるELCRES™ HTV150誘電体フィルムの検証結果をPCIM ASIA 2021展で発表

日本・東京、2021年9月6日 – 化学業界のグローバルリーダーであるSABICは、9月9日から11日まで中国・深圳で開催される「PCIM Asia 2021」に出展(ブース#E19)し、2つのプレゼンテーションを実施する。同展でSABICは、ハイブリッド自動車、プラグイン・ハイブリッド自動車、電気自動車(xEV)の主機インバータなど、高電圧、高温への対応が求められるプロフェショナル・グレードのコンデンサ用途における顧客ニーズに応えて開発された誘電体フィルム「ELCRES™ (エルクレス)HTV150」を展示紹介する。この革新的なソリューションは、135°Cから150°Cの動作温度範囲において、既存フィルム製品を上回る電圧および温度性能を発揮し、炭化ケイ素(SiC)をベースとした次世代インバータ技術への移行に寄与する。またSABICでは、コンデンサの製造と性能をサポートするフィルムの導入に向け、バリューチェーン全体に渡る継続的な取り組みについても紹介する。

自動車向けリサイクル製品グレードを発表

SABIC、循環型ソリューションのTRUCIRCLE™ポートフォリオとして自動車向けリサイクル製品グレードを発表

日本・東京、2021年9月1日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、同社が取り組みを進める循環型ソリューションのTRUCIRCLE™ポートフォリオとして、メカニカルリサイクルされた成分を含む同社初の自動車向けグレード3製品を本日発表した。このたび発表された新たな樹脂製品は、高流動性や低アウトガス性を備えたタルク充填ポリプロピレン(PP)の「SABIC® T2E-3320EH PPコンパウンド」、ポリカーボネート(PC)とポリエチレンテレフタレート(PET)のブレンドでUV安定性を備えたフィラー未充填の「XENOY™ (ゼノイ)T2NX2500UV」、同じくPC/PETブレンドでミネラル(鉱物系フィラー)を充填した「XENOY T2NX5230」の3種である。これら3製品は、いずれも最大29%のリサイクル材を含有しながらも、従来のバージン樹脂と同等の優れた性能を発揮するため、持続可能性の目標達成に取り組む自動車業界の顧客にとって新たな選択肢となる。

LEXANフィルムおよびシートの製造工場がISCC認証を取得

SABIC、再生可能原料をベースとするLEXAN™ポリカーボネート・フィルムおよびシートの製造工場がISCC認証を取得

日本・東京、2021年8月17日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、オランダのベルヘン・オプ・ゾーム(Bergen op Zoom)にある同社ファンクショナルフォームズ本部の工場が、認証再生可能原料をベースとするLEXAN™(レキサン)フィルムおよびシートの製造において、ISCC(国際持続可能性カーボン)PLUS認証を取得したことを明らかにした。再生可能原料をベースとするフィルムおよびシート製品は、現在SABICが取り組みを進めているTRUCIRCLE™ソリューションの一環であり、要望が高まるプラスチック循環経済において、より持続可能な材料ソリューションを求める世界的な需要増加に対応するものである。

ECONCORE社がNORYL GTX樹脂を用いたハニカムコアを開発

ECONCORE社がSABICのNORYL GTX™樹脂を用いてEVバッテリーおよび太陽光発電の構造部品向けに高耐熱性とリサイクル性を備えたハニカムコアを開発

アムステルダム、オランダ、2021年6月9日 – SABICは、ハニカム技術の世界的リーダー企業であるEconCore社が、SABICのポリフェニレンエーテル(PPE)ブレンドであるNORYL GTX™樹脂を用いて、積層サンドイッチパネル製造用の新しいハニカムコアを開発したことを明らかにした。

フレキシブルPIフィルム向け高純度酸二無水物SD1100Pを発表_配線板

SABIC社、5Gデバイスの速度向上に寄与するフレキシブルPIフィルム向け高純度酸二無水物SD1100Pを発表

日本・東京、2021年5月12日 – SABICは本日、5Gフレキシブルプリント基板(FPC)、透明ディスプレイ、その他フレキシブルエレクトロニクスといったポリイミド(PI)フィルム向けの高純度「SD1100P BPADAパウダー」を発表した。本製品は粉末状の4,4′-ビスフェノールA型酸二無水物(BPADA)で、熱的特性と機械的特性とをバランス良く兼ね備えた高分子量PIの製造に用いられる。SABICのSD1100P BPADAパウダーは、市場で入手可能な他の酸二無水物と比べ、フレキシブル銅張積層板、カバーレイや接着剤に使用されるフィルムやワニスの製造において、誘電率および誘電正接の低減、吸水率の低減、金属との接着性の改善といった各種性能の向上を図ることができる。

EVバッテリー・パック向け熱可塑性プラスチック・ソリューションを発表

SABIC、EVバッテリー・テクノロジーに向けた熱可塑性プラスチック・ソリューション

日本・東京、2021年5月11日 – SABICは、同社の自動車事業部門が、システム工学アプローチを用い、熱可塑性プラスチックを活用したEVバッテリー・パックのコンセプトを開発した。これは、柔軟な設計、性能や安全性の向上、コスト削減など自動車業界で求められる重要なニーズに応える軽量プラスチックの可能性を示すものである。現在SABICでは、自動車メーカーが将来に向けて、電気自動車(EV)への全面的な移行を加速させる中、熱可塑性プラスチックを使用したソリューションの開発を続けており、その専門知識を活かし、EVの性能を最適化するため自動車業界を支援している。

電気自動車向けELCRES HTV150誘電体フィルムを発表

SABIC、電気自動車用インバータ・モジュールの効率を改善する150°Cの耐熱性を備えた「ELCRES™ HTV150誘電体フィルム」を発表

日本・東京、2021年5月10日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは本日、ハイブリッド自動車、プラグイン・ハイブリッド自動車、電気自動車(xEV)用の主機インバータをはじめ、高温、高電圧への対応が求められるプロフェショナル・グレードのコンデンサ用途に向けて、新たに5ミクロン厚の「ELCRES™(エルクレス) HTV150誘電体フィルム」を発表した。この新しいフィルムは、最高150°Cの耐熱性を備え、既存製品を上回る温度および電圧性能を発揮する。ELCRES HTV150フィルムは、従来のシリコン(Si)をベースとした半導体から、炭化ケイ素(SiC)をベースとした次世代のワイドバンドギャップ技術への移行をサポートし、インバータ・モジュールの大幅な効率改善に貢献する。

自動車レーダー・センサー向けレーダー吸収LNP STAT-KONコンパウンド・ファミリーに新グレード2種を追加a

SABIC、自動車レーダー・センサー向けレーダー吸収LNP™ STAT-KON™コンパウンド・ファミリーに新グレード2種を追加

ヒューストン、テキサス – 2020年12月9日 – SABICは、自動車レーダー・センサーに向けたレーダー吸収LNP™ STAT-KON™コンパウンドに2種類の新グレードを追加し、同社のスペシャリティー材料のポートフォリオを大幅に拡張したことを発表した。